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2013年12月10日 (火)

レベティカのブズーキ奏法

今日はレベティカなどギリシアの音楽には欠かせない弦楽器、ブズーキの奏法を見てみようかと思います。5日に取り上げたΤΡΑΒΑ ΡΕ ΜΑΓΚΑ ΚΑΙ ΑΛΑΝΙ(トラヴァ・レ・マンガ・ケ・アラーニ)の独奏がありました。チーデム・アスランのモルティッサでの邦題は「マンガとともに」となっていました。往年のユダヤ系のレベティカ歌手ローザ・エスケナージがヒットさせた曲らしく、エキゾチックなメロディ・ラインです。クレズマー音楽にもかなり似ています。レバノンのブズークはもっと深い響きがありますが、同属のブズーキの明暗入り混じった音色も、とても魅力的です。ギリシア音楽というと、地中海的な明るさを連想し勝ちですが、伝統舞踊のシルトスのブズーキなど聞いていても、その対照的な「暗」の部分に惹かれるものがあります。長らくギリシア含むバルカン半島を支配していたトルコ~アラブの音楽文化に由来するものか、ユダヤ音楽が入り込んでいるのか、どちらなのかは定かではありませんが。

Μάθημα τράβα ρε μάγκα

Anna Vissi and Mario - "I Garsona" (Athinon Arena 2009 - 2010)

似たメロディ・ラインで思い出すのが、このイ・ガルソナという曲。先日の「アマン・カテリーナ・ム(わたしのカタリーナ)」と同じく、パナヨティス・トゥンダスの作曲です。しかし、良い曲書いてますね。アンナ・ヴィッシの歌も最高!

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