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2013年12月16日 (月)

ボンベイのゾロアスター教徒

3週間ほど新譜関連が続きましたが、インドに戻ります。西インドの沿岸部のマイノリティーを見ていましたが、前から気になっていたのが、ボンベイ(ムンバイ)のゾロアスター教徒(パールシー)でした。7世紀のササン朝の滅亡後、イスラーム勢力の侵攻から西インドに逃げてきたゾロアスター教徒が今も住んでいます。ボンベイのパールシーで最も有名な一人は、指揮者のズービン・メータだと思います。彼がR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」を指揮したりするのは、非常にぴったりなのだろうと思います。もう一人上げるとすれば、クイーンのヴォーカリスト、故フレディ・マーキュリーでしょう。
ゾロアスター教はもちろん古代ペルシアの宗教で、ササン朝では国教でした。現在もヤズドなど中部イラン中心にゾロアスター教徒が残っていて、録音も若干ですが出ています。ムンバイの方の伝統音楽のようなものは残っているのかが気になる点です。まずはいくつか関連動画を上げておきます。

Parsis; 'poor' at Rs 90,000 a month

India's Zoroastrian community in downward spiral (News report - Press TV)

Iranian Peoples of India

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