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2014年1月22日 (水)

ミャンマーのサイン・ワイン

インドシナの典雅な器楽合奏、まずはミャンマーのサイン・ワインから。一際目を引く楽器が、パッワインという円形の中で演奏する打楽器でしょう。調律を変えたタブラの方だけを並べてラーガを演奏する北インドのタブラ・タラングを思わせるところがあります。様々な調律の太鼓?を円形に並べ、メロディとリズムを演じていますが、まさしくインドとシナの両方を感じさせるようでいて、メロディは遠くマダガスカルのヴァリハの音楽も思わせるような、実に面白い響きです。北インドのターラと中国の銅鑼とチャルメラ、マダガスカルのヴァリハ、インドシナ~インドネシアのゴング音楽、それらが同時に聞こえてくるような国籍不明な印象を受けます。直に接しているインド東部との関連も見逃せません。

Myanmar (Burmese) Saing Waing (Pat-waing performance)

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