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2014年5月 8日 (木)

ヴェトナム少数民族の口琴

そろそろGWモードから脱出して、ブログを続けます。
前に、父Tran Van Kheはヴェトナムの伝統音楽、息子Tran Quang Haiはヴェトナムの少数民族の音楽に重心をおいていると言えるのかも、と書きましたので、少数民族の口琴等の演奏はないものかと探しました。サパというのは北部のハノイの北西部にある町で、中国の雲南省に近いだけに少数民族が多いことで知られています。
モン(Hmonの方)族かミャオ族になるのでしょうか、この老婦人の妙技が見つかりました。口腔内を上手く使った、語るような味わい深い演奏です。ヴェトナムの少数民族には、口琴だけでなく、クメール~インドネシアへと繋がるゴングや、ケーンのような笛など、周辺諸国の中心的な楽器の原型のような楽器が見られます。この辺りの音源は、スウェーデンのCapriceのシリーズが優れていました。

Jew's harp being played in Sapa, Vietnam

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