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2014年7月 7日 (月)

スレンドロ (サレンドロ)音階

ヨナ抜き長音階に似ているということは、一部の演歌や「蛍の光」のようなスコットランド民謡のようなペンタトニックに似ていると分っても、スレンドロはソロッグやペロッグほどには把握しにくいように思います。そこで、今日は幾つか並べておきます。グンデル演奏を2本と、ジャワの女性ヴォーカル入り一本。スレンドロらしく、それぞれ往年の縁日のような懐かしげな雰囲気があります。
おそらく、分りにくさ、捉え難さの中心は「全音+αの音程が五つ存在する音階に聞こえるが、大体220-270セントの幅を持つ五つの音で構成された音組織と見てよい。」(ウィキペディアのスレンドロの解説記事)ことから来ているのでは。平均律から外れた音になっているから、大筋では上記のような五音音階に似ていても、玉虫のように色々に聞こえるのではないでしょうか。

Ldr. Pangkur, slendro manyura

Ladrang Wilujeng laras slendro pathet manyura.MOV

Asmaradana, slendro manyura

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