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2014年10月

2014年10月31日 (金)

ダヤク族のゴングと舞踊

ボルネオの先住民ダヤク族の、ポップ・アレンジのダンス音楽ではなく、伝統的な音楽はないものか探していたら、原初的なゴングの類の入った音楽が出てきました。インドシナのゴングを思わせる素朴な音です。おそらくフライパンと見紛うようなものもあるのでは。リズムなどはポップな方と似ているので、現代的なサウンドに置き換えただけに近いのかも知れません。

Dayak Kanayatn Traditional Dance

This traditional dance is dance by the Dayak Kanayatn/Kenayatn of Kalimantan Barat.This dance performed by the Kenayatn from Landak area(Kabupaten Landak).Dance title,Dayakng Male'en.song and poem about Dayakng Male'en.The dance perform in the village during Gawai celebration and visitors coming to the village

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2014年10月30日 (木)

ダヤク族の音楽

マレーシア側はこれ位にして、インドネシア側のボルネオに移ります。BudaからCDもあった先住民のダヤク族には首狩りの習慣があったそうで、そう聞くと何やら恐いイメージの先入観が出来てしまいますが、昔は世界中で広く見られオセアニアでも広く行われていた習慣でした。
ダヤク族の音楽にしぼって調べたところ、大衆歌謡のような映像がありました。焼畑での踊りは、豊作の祈願でしょうか? 共鳴音の豊かなサペとは別の、細長い弦楽器もありました。これはダヤクの楽器かどうかははっきり分りませんが、珍しいので一緒に上げておきます。

LAGU DAYAK " Bebutie Begerangie " NEW

traditional music OF BORNEO kalimantan selatan

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2014年10月28日 (火)

マレーシアのガンブース

年のせいか遅くまで起きていられなくなっているので、早く書こうと思いながらなかなか果たせず、最近穴あき勝ちになっておりますm(_ _)m
「ボルネオの中東風音楽」という点に引っかかって、ガンブースの演奏を色々見ていました。ブルネイのものと同じと思われるガンブースが、マレーシアでも弾かれているようです。しかも今日の映像で見る限り、音楽はより中東風です。ボルネオ北西部のマレーシアか、マレー半島か、不明ですが。(面積で見ると、ボルネオ側の方が広いようです)
マレーシアの伝統音楽と言えば、イスラームの儀礼音楽か舞踊音楽タリアンくらいしか聞こえてこなかったので、大衆音楽寄りとは言え、なかなかに新鮮です。琵琶に似たガンブース(ウードとも呼ばれているようです)を肩から下げて弾き語る女性歌手は、なかなか他所では見れないと思います。

Fauziah Gambus-Laksmana Raja Di Laut Live.wmv

Oud Girl From Malaysia Dayang Mengalai Fauziah

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2014年10月23日 (木)

ブルネイのガンブース

ボルネオ北西部の小国、ブルネイのガンブース演奏もありました。ブルネイの音源を聞くのは、多分初めてのことです。このガンブースは、特に日本の琵琶に似て見えます。イスラム教が国教の国ですが、ここで聞ける曲調はアラブ起源ではなく、東南アジアのポピュラーな舞踊音楽のように聞こえます。

kota klias-gambus brunei my koleksi3

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2014年10月22日 (水)

タアラブのガンブース

ガンブースと言えば、東アフリカはザンジバルの混血音楽タアラブにも使われていたようです。ウードにそっくりですが、ガンブースだったのでしょうか。マダガスカルを中心に東アフリカにはマレー系住民が多いので、インド洋を西に向かったマレー人が交易路伝いに故地のマレーシアやインドネシアに中東の楽器や音楽を伝えた、ということになるのでしょうか? マレー系の場合、陸伝いではなくインド洋の交易路から伝わったと見るのが自然なように思います。
3本ともインドネシアの楽士がタアラブ風音楽を演奏している、ということなのでしょうか、国籍不明で頭が混乱してきます(笑)

O.G Latansa, Gambus Zafin Indonesia, Yemeni, Abdullah Bin Ta'lab. Kota Tarakan

Gambus Jalsah Mayami Jember (ma habbit ghairak) voc abdullah ta'lab.

alkawakib Ali ( farrijil ham ).avi

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2014年10月21日 (火)

マレー(ムラユ)のガンブース

マレーシア領ボルネオの映像かどうかはっきり分りませんが、マレー系のガンブース演奏が見つかりました。ペルシア~アラブ起源と言われているガンブース、正に中東起源そのものの音楽で、形もアラブのウードやイランのバルバット、日本の琵琶にもそっくりです。マレーシアにイスラームが浸透しているのは周知の事実でしょうが、本土から遠く離れたボルネオでこんな中東風な音楽が演奏されているのは、かなりの驚きです。

Tengku hasan Baki - Research stringed "Gambus" Instrument Malay Tradition by Muhadi

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2014年10月20日 (月)

ボルネオのサペ

先週は睡魔やら疲れやらに負け通しの一週間で、アップは2回でしたm(_ _)m
次はスラウェシの西隣のボルネオの方に行ってみましょう。インドネシア語ではカリマンタンと呼ばれるこの世界第3位の面積を有する島は、北西部のマレーシア領とブルネイ、それ以外のインドネシア領の3つに分かれます。ボルネオだけで日本の2倍近くの広さですから、「島」と呼ぶのはおかしいような気もします。一昔前までは、オランウータンと4千メートルを越えるキナバル山、ブルネイの石油くらいしか知られていなかったようにも思います。ボルネオの名は、ブルネイが訛ったものと言われているようです。過酷な自然と山がちな地形が、容易に人を寄せ付けなかったのでしょうか。
ボルネオの伝統音楽の音源は、インドネシア側に集中しているようで、BudaとSmithsonian Folkwaysからの盤は把握しています。Budaの方は、首狩の習慣があったことで有名な原住民ダヤク諸族(Kenyah, Tunjung, Benuaq, Bahau)と遊牧民プナンの録音で、Smithsonian Folkwaysには撥弦楽器サペや、ペルシア~アラブ起源と言われているガンブースなどが入っていました。後者は音楽自体も正に中東起源の要素を残していて、ボルネオでそんな音楽が流れる不思議を感じさせます。
まず、今日はサペという弦楽器ですが、おそらく大きな共鳴胴があるためでしょう、豊かな残響と倍音を有する美しい音色の印象的な楽器です。伝統的には男性が奏することが原則のようですが、1,2本目ではタブーを破って?女性奏者が見事な音色を聞かせてくれています。この形を見ると、アイヌのトンコリを思い出しますが、繋がりはあるのでしょうか?

The Sape Player.wmv

Performance by Kelabit Tribe of Borneo - Alena Murang - Sape Musical Instrument- 8 march 2013

THE SAPE MASTER

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2014年10月16日 (木)

ミナハサの太鼓と踊り

北スラウェシ、マナドのミナハサ人の音楽には、シロフォンと優しい歌声のようなタイプだけでなく、勇壮な太鼓と踊りもありました。中でもKabasaranという踊りは、ミナハサ族の闘いの踊りに当るようです。マナドは柔のイメージが強かったのですが、しっかり剛の部分もありました。
4本目の大人数で体を打ち鳴らしながら歌う音楽は、スマトラ北部アチェのSaman danceとの類似性を感じさせます。間にボルネオ(カリマンタン)を挟んでいますが、共通性が少し見えました。

Minahasa drums.mp4

Tarian Kabasaran

Kabasaran - War Dances of Minahasa (3 Segments Version)

Stockholm - Music & Humanity - Group from Indonesia - Manado state university choir

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2014年10月14日 (火)

マナド(メナード)の歌

日曜の夜は台風19号の暴風の音で余り寝られなかったので、月曜の晩は早くから休んでおりまして、ブログは書けずでしたm(_ _)m
スラウェシ島北部のマナド(メナード)の伝統音楽を見ておりましたが、今日は色々な歌を。伝統音楽寄り、ポピュラーソングなど色々なタイプが上がっていました。やはり、ジャワやバリと同じ国とは思えない、ポリネシアンな雰囲気を濃厚に感じます。例のシロフォンが涼しげに響きます。マレットが短く拍子木のような四角い形だったのも、地方色が表れていました。
1本目、踊り手&歌い手の表情はともかく(笑)、歌とシロフォンの音色は涼しげで良い感じです。3本目は、1本目と同じ曲によるミナハサ族のタリアン(踊り)。プロテスタントの多い土地柄でしょうか、クリスマスの催しでの映像のようです。

A Luriwisako Twist (Manado Traditional Song) -GieBhyBel-

Bibir Manado

Tarian Minahasa_Manado_Luri wisako

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2014年10月10日 (金)

マナド(メナード)の伝統音楽

結局ブログを二日お休みしましたm(_ _)m スラウェシ北端の町、マナド(メナード)の音楽状況を色々見ていますが、伝統音楽寄りの映像は、先日のシロフォンと今日のちょっと風変わりなブラスバンド?や、2本目の棒のパーカッションなど、いくつかだけのようです。幾つか見て、やっぱりこの辺りはガムラン文化からは遠く離れて、ポリネシアなど南洋の音楽に近いという印象を更に強くしました。

manado traditional music.MPG

Yanni Borneo Turtle listens to Local folk Song - Manado Sulawesi Indonesia

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2014年10月 7日 (火)

北スラウェシ州のコリンタン音楽

スラウェシの北端には、化粧品のメナードの語源では?と思ったりもしがちなマナドの町がありますが、マナドの富士山­の異名持つクラバット山の優美な姿が、またこの町のイメージを象徴しているような気がします。この辺りに住むミナハサ族は90パーセントがプロテスタントだそうで、トラジャとほとんど同じシロフォンのようですが音楽はかなり西洋的に聞こえます。
明日は所用のため、ブログはお休みしますm(_ _)m

北スラウェシ州のコリンタン音楽(4) Kolintang Music Tomohon North Sulawesi

北スラウェシ州のコリンタン音楽(2) Kolintang Music Tomohon North Sulawesi

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2014年10月 6日 (月)

トラジャのシロフォン

コーヒーと葬送儀礼で有名なトラジャですが、生き生きとした民俗音楽も色々あるようで、今日の一本目のシロフォンなどは、ガムランと南洋の響きの折衷的な感じで、実に面白く聞けます。歌の合せ方も、かなりポリネシアン風に聞こえます。
葬送音楽のコーラスも再度上げておきますが、男性の合唱だと、日本の木遣りに似ているなと思ったりもしました。葬送音楽ですから、もっと厳粛な内容なのだろうと思いますが。

Indonesien - Sulawesi - Tana Toraja - Musik in Rantepao

Tana Toraja traditional funeral Rantepao Sulawesi excerpt

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2014年10月 3日 (金)

トラジャのスリン

トラジャ族と言うと、嫌でも目に入ってくるのが葬送儀式の映像で、亡くなってから大分経って、ほとんどミイラ化した親族の遺体に服を着せているようなビデオも沢山上がっていますが、ここでは上げないことにします。葬送に贅を尽くし「死ぬために生きている」とも言われるトラジャ族は、「死を突然で断絶的な出来事とは考えず、プヤ(Puya)と呼ぶ魂の地(または来世とも考えられる)へ至るゆるやかな流れの一環と捉えている」(ウィキペディア)そうです。
昨日見た男性の踊る「マニンボン」(Manimbong)と女性の踊る「マダンダン」(Ma'dandan)は、どちらも戦いの舞踏だそうですが、この玄妙なコーラスにも常に死を冷静に?見据えたトラジャらしさが表れていると見て良いのではと思いました。少しチベット聲明に似て聞こえたのも、それで納得です。
器楽演奏もありましたので、今日はそちらを上げておきます。ジャワやバリに見られた竹笛スリンのスラウェシ版です。こちらもジャワやバリのスリンのような華やかさはなく、2本目などは虚無僧尺八を思い出させます。

TORAJA MUSICAL INSTRUMENTS - THE BAMBOO FLUTE

suling toraya

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2014年10月 2日 (木)

トラジャ族

スラウェシの伝統音楽では、スラウェシ南西部に住む「トラジャ族の踊り」が目立つ形で出てきました。トアルコトラジャのトラジャ珈琲で有名な民族です。他のインドネシア諸民族と同じマレー系ですが、山岳少数民族ということになります。
この映像を見ると、踊りと言うより、このコーラスの強烈な印象がまず耳に入ってきます。チベットの聲明やグルジアの合唱に匹敵するような神秘的な響き、と言うと言い過ぎでしょうか。トラジャの音源は確かChant du mondeからありましたが、現在は廃盤になっています。クリーム色のジャケットのフィールドレコーディングの傑作シリーズの一枚です。確かインドネシアと書かれていて、スラウェシというイメージは薄かったかも知れません。

TORAJA DANCES - MA'DANDAN & MA'NIMBONG

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2014年10月 1日 (水)

スラウェシ(セレベス)

ジャワを回っている時に影絵芝居(ワヤン)の音楽を取り上げ忘れていましたが、バリに行く前に見ることにして、今日から少しスラウェシ島の音楽を見てみようかと思います。
スラウェシ島は、ボルネオ(カリマンタン)の東、ジャワやバリより東のスンバワやフローレスの北辺りにあり、植民地時代はセレベス島と呼ばれていました。私も長らくセレベスの方が馴染んでいましたが、それはこの島が原産地であるセレベス芋のイメージが強かったからかも知れません。アメーバのような形をしていますが、面積は日本の半分程もあり、そのため「各地域は交流が少なく独自性が強くなり、長らく島としての一体性が弱かった(ウィキペディア)」そうです。20年位前に南部の中心都市マカッサル(旧称ウジュン・パンダン)の話を知人から色々聞いたことを思い出します。ダム事業で赴任していたそうなので、土木の話が中心でしたが。
この南部スラウェシの音源がSmithsonian Folkwaysから出ていました。この盤に入っていた弦楽器は、また探すことにして、今日の映像ですが、このGanrang Buloという滑稽なダンスは、しばしば政治批判が含まれているようです。戦時中は批判が日本の軍隊に向けられていたとか。どこかブラジルのBaile Funkに似て聞こえます。

Ganrang Bulo Makassar's Traditional Dance

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