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2014年11月

2014年11月27日 (木)

ササクのガムラン

では、ササクにはアラブやインド風な音楽ばかりかと思えば、ガムラン系の音楽もしっかりありました。太鼓がフィーチャーされていますが、ゴングの通奏音も聞こえています。ここでの両面太鼓も、ジャワの場合と同じく、ルーツはインドやアラブにあるのかも知れません。3本目はササクの剣道かフェンシングのような格闘技でしょうか? かなり本気が入っているように見えますが(笑) ここでもガムランの音(ゴングと笛)が聞こえます。

Seni Musik Tradisional Gendang Beleq (Sasak/Lombok)

Traditional Sasak wedding ceremony (Lombok, IND)

SASAK PRESEAN TRADITIONAL ADAT LOMBOK

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2014年11月26日 (水)

ササクのチロカック

ロンボク島の西部にはバリ人が多く移住しているそうですが、東部には先住のササク人が住んでいます。チロカックというロンボクのポップスも、このササクの人々の大衆音楽と言えるのでしょうか。何本か見た限りでは、インドの映画音楽やガザルの影響が強いように聞こえました。ガムランではなく、タブラがリズムを刻んでいます。例のキング盤に入っている「アラブ起源の太鼓音楽ルバナ」というのも探していますが、バリ人はヒンドゥー教徒でしょうから、ムスリムのササク人がそちらでも主役であると見て良いのでしょう。

Cilokak Sasak (LELAH BANDE ANGEN)

Cilokak Sasak (ANAQ TE TARI)

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2014年11月25日 (火)

ロンボクのウード?

昨日「アラブ起源の太鼓音楽ルバナ」と書きましたが、今日の一本はウード系の弦楽器に見えます。ボルネオにカンブースがあったように、やはりイスラーム圏からの渡来楽器でしょうか? バリ島の隣らしいガムラン音楽がある一方で、こういうアラブ風な音楽も共存しているのは、とても不思議に思えます。

Special Traditional music from lombok

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2014年11月24日 (月)

ロンボクの舞踊

小スンダ列島の西の端が、バリ島になりますが、その東に隣接しているのがロンボク島です。ロンボクの音源はキングSmithsonian Folkways等にありました。バリに近いだけあって、ガムランが華やかに出てきますが、バリと異なりロンボクはヒンドゥーではなくイスラム教徒が多い島。キング盤には、先住民ササックの口琴、アラブ起源の太鼓音楽ルバナ、ロンボックのポップス、チロカックなどが入っていました。順に追ってみたいと思います。

Lombok, Traditional Dancing - Indonesia Travel Channel

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2014年11月21日 (金)

東ティモールのカーニヴァル

Timor Lesteという表記をよく目にしますが、これは東ティモールのポルトガル語表記でした。ティモール島は16世紀にポルトガルによって植民地化された後、オランダが進出。1859年に西ティモールをオランダ領として割譲し、ティモール島は東西に分割された経緯があって、東ティモールが独立という流れになったようですが、文化的にも分れていると見て良いようです。
「東ティモールの首都ディリでのカルナヴァル(謝肉祭)」と題する動画が何本かありました。ブラジルの弓琴ビリンバウが出てきたり、音楽もブラジルのカーニヴァルにそっくりだったり、やっぱりポルトガル音楽文化圏であることが、特に一本目には顕著に見えます。

carnaval dili.m4v

Karnaval Timor-Leste (Timor-Leste's Carnival)

Carnaval Dili 2013

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2014年11月19日 (水)

西ティモールのササンドゥと弦楽器

西ティモールのササンドゥの演奏がありました。ササンドゥは、竹と椰子の葉で作られた形の美しい弦楽器で、キングのシリーズから一枚出ていました。中の筒だけ取り出せば、マダガスカルのヴァリハ(竹筒琴)にそっくりに見えます。涼しげな音色も似ています。(曲は冒頭パッヘルベルのカノンかと思いましたが)
同じ奏者と思われる男性が、棹の長い弦楽器(Ketadu Maraと表記有り)を弾き語っている映像もありましたので、あわせて上げておきます。3、4本目はササンドゥの音と形状をよく確認できる一本で、低音も豊かな楽器であることが分ります。

Bolelebo & Ofa Langga, traditional song from West Timor, Indonesia

Rame Muri Mada & Elele, traditional song from West Timor, Indonesia

SASANDU INSTRUMENT By RIDHO GASPERSZ

INDONESIA SEEKING TALENT : SASANDO TRADITIONAL MUSIC INSTRUMENT PLAYER

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2014年11月18日 (火)

ティモールの音楽と舞踊

このところ急用ができたり、睡魔に襲われたりで、またアップ出来ておりませんでした。
ニューギニアに一番近いティモールの音楽については、まだでした。ニューギニアの西半分もインドネシアですから、本当に広大で多様な文化の見られる国ですが、ティモールについては、ニューギニアの向こうの南太平洋的な大らかな音に溢れているように思います。
音源はまずPLAYA SOUNDからありましたが、2002年に独立した東ティモールと、インドネシア領西ティモールの両方が入っていたと思います。分裂前のリリースでしたから。最近出たVDE-Galloの音源は、西ティモール側でした。国境線は引かれましたが、音楽においては西も東もないでしょうか?

Traditional Dance from Timor Leste

East Timor music - learning and teaching a traditional song

Timor Gaul Traditional Dance Performance

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2014年11月13日 (木)

スンバ島の踊り

スンバ島関係のyoutubeは、女性の舞踊が結構上がっていて、何より動きがユニークで、左手にゴングを持っていたり(楯と剣でしょうか?)、ユーユーのような甲高い声を上げていたり、かなり興味深いものがあります。音楽はミニマルな感じで、音が少なくシンプルなフレーズを繰り返すところも不思議です。スンバの舞踊は、ゴングを使ったインドネシア各地の舞踊の中で、南洋風なプリミティヴさが入り混じっていて、面白さでは筆頭に上げられそうです。

Sumba Group-Dance 3-Tarian Perang

Tari Tenun (Sumba Dance)

Sumba Group-Dance 1- Tarian Baddara

Promosi Sumba Barat di IndoFest Sydney

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2014年11月12日 (水)

スンバ島

フローレスとスンバワ両島の南には、スンバ島があります。名前が似ていて紛らわしいですが、別な島です。一本目は、ゴングのかすかに聞こえる中、若い女性達が南国情緒溢れる踊りを披露しています。しかし、上記3島の中で一番小さいのに、伝統音楽の映像の多さにはびっくりです。ゴングもはっきりそれと分る形をしています。もちろんジャワやバリのガムランのように洗練された奏法ではありませんが。
スンバ島は白檀の原産地といわれ、島の旧称のサンダルウッドは英語で白檀を意味しているそうです。

Sumba traditional dance performance

Indonesia: girls in Sumba dancing traditional

West Sumba traditional music.flv

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2014年11月11日 (火)

スンバワのイスラーム儀礼?

スンバワでもう少しと思いましたが、youtubeには伝統的な音源が余り見当たらないので、これはというのを一本上げておきます。イスラーム関連の祭礼の一種でしょうか、激しくパーカッシヴな打楽器群は、ポリネシアンのような、ガムランの音色も混じっているような、不思議な色合いです。南インドのタヤンバカも思わせるところがあります。

Bagonteng Teja DESA POTO KECAMATAN MOYO HILI KABUPATEN SUMBAWA POVINSI NTB.3gp

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2014年11月 7日 (金)

スンバワ島の結婚式と音楽

フローレス島の西隣にあるのがスンバワ島ですが、間にはコモドオオトカゲで有名な小さなコモド島を挟んでいます。スンバワは印象的な形の島で、北部のタンボラ山の1815年の大噴火は、有史以来の最大級の噴火として知られています。この島は現在はサーフィンで人気の場所になっているようです。
フローレスとロンボクの間にある島ですから、音楽は大分ガムラン色が目立ち、「インドネシア的」になってくるようです。低く響くゴングの音と、コブラ使いの笛のようなダブルリードの音色の組み合わせが面白です。
ウィキペディアに「島の西部にはスンバワ語を話すスンバワ人が、東部にはビマ語を話すビマ人が住んでいて、それぞれ異なった歴史と文化を持っている。スンバワ語はロンボク島で話されているササク語と関係が深い。スンバワ人とビマ人はスラウェシ島のマカッサルから伝来したイスラム教を主に信仰している。」とありました。

Gong Genang Samawa/The Wedding welcoming Sumbawa Dance

NET5 - Nafas Islam di kaki gunung Sumbawa

Lestarikan Tradisi, Sumbawa Gelar Tiup Sarunai Massal

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2014年11月 6日 (木)

フローレス島の踊り

フローレスの伝統的な踊りもいくつか上がっていますが、踊り、音楽、楽器、歌のいずれから見ても特に興味深いのが今日の一本でした。インドネシアの痕跡もゴングに認められながらも、音楽はアフリカかメラネシアかの影響すら感じられ、そのいずれか判別がつきにくい程で、ユーユーに似た声の技法も聞かれます。コーラスはやっぱり南洋の感じもあります。メラネシアは、広域で見る場合はフローレスやスンバワも入れるようです。音源ですが、Smithsonian Folkwaysのインドネシア・シリーズにいくらか収録されていたかも知れません。

Dances of Flores (Indonesia)

Tribal dances by villagers of Watublapi, Flores, Indonesia (Bliran Sina cultural preservation cooperative): dances of welcome, martial skills, courtship and community spirit

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2014年11月 4日 (火)

フローレス島の音楽

今日からは小スンダ列島の方を東から西に見て行って、最後にバリに向かおうかと思います。まずフローレス島の音楽から。バリの東隣のロンボクはCDがありましたが、スンバワ、スンバ、フローレスは記憶がありません。(一番東に位置するティモール西部の音源はVDE-Galloからありました)フローレスの東の方はパプア系の人が住んでいるようです。この辺りまで来ると、インドネシア音楽=ガムラン音楽という固定観念は、ガラガラと崩れる感じ、と思いきや、2本目にはゴングの一種らしき楽器も登場します。しかし、音楽の基調は、やはりメラネシアなど南洋の響きが濃くなってきます。(特にコーラスと笛の響き)

Traditional Music Workshop - Gambara Flores - Teaser.mp4

Indonesia: dance & music, Bajawa Flores (sd-video).mp4

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2014年11月 3日 (月)

ダヤク・ポップスとガムラン

ボルネオのダヤク族の伝統音楽をもっと聞いてみたいと思いましたが、どこまで関連動画を見ても、ほとんどがポップス?ばかりでした。2本目が今日見た中では、ほとんど唯一の伝統的な演奏の映像でしたが、この中には各種ゴングや横笛も確認できます。スリンのような縦笛ではなく、インドのバンスリに似た音色の横笛なのが少々意外でした。しかし、本当に首狩りの風習があった民族とは思えない、ほのぼのとした音が続きます。

ADI'A voc ELISABET TITIN & M INPAN

Kasih Sayang - Syentia

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