ゴン・グデ
スマル・プグリンガンとゴン・クビヤールの違いは一まず置いて、より古いゴン・グデの演奏を見てみましょう。ゴン・グデは楽器の数が多く、最も大掛かりで大音量な青銅製ガムラン編成ですが、19世紀末からの植民地化の流れで、王朝は衰退し、新しいゴン・クビヤールの登場で、ほとんどのゴン・グデは溶かされて新しいガムランに変って行ったそうです。ですから現在残っているゴン・グデは、わずかに残った楽器による貴重な演奏と言えます。(キングとビクターJVCに録音が残っています)
音の印象は、古風でアルカイックな音、とでも形容できるでしょうか。中国の古代音楽の復元に少し似ていると思ったりもしますが、どうでしょう。
Balinese Gong Gede in Pura Kehen 1
ISI DENPASAR,Gamelan gong gede,barungan tabuh telu lilit
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