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2015年1月 6日 (火)

山中節

遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。お正月休みで重くなった腰がやっと上がりました(笑) ZeAmi共々、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
松の内は邦楽で、というのが恒例になっていましたので、今年も今日と明日くらいは純邦楽で行きたいと思います。大分前に民謡を取り上げた際に書いたかどうか忘れてしまいましたが、今日の山中節は、日本伝統文化振興財団の「決定版 日本の民謡」で聞いて以来、そのゆったりと粋な節に魅了されていた一曲で、三代目米八さんの洒脱とも言えそうな美声には聞き惚れました。さすが芸所金沢に近い石川の民謡らしい、ちょっと民謡離れした粋があるように思います。
一本目の米八さんは、SPですから先代か先々代の録音では。TVの長寿民謡番組、キンカン素人民謡名人戦(1961~93)の審査員で出ていた「松子先生」(佐藤松子さん)のSP時代の歌唱もありました。現代のうめ吉さんの歌唱も併せて。

以下、何度も引用している「日本民謡辞典」(東京堂出版)から
石川県の南部、福井県寄りに粟津、片山津、山代、山中と温泉郷が続くが、この温泉郷を中心に歌われる三味線調のお座敷唄。石川県の代表的な民謡であるばかりでなく、「草津節」(群馬県)と共に温泉民謡の双璧をなすものである。北海道帰りの船頭や漁師が持ち帰った「江差追分」が変化したなどと言われているが、元来は古くからこの地方にあった盆踊り甚句で、七七七五調の三句目以下を繰り返すと言った、テンポの早い、節回しの簡単なものであったのが、浴客相手の座敷唄に用いられて変化してきたもの。
ユカタベーと称する小娘女中と浴客が掛け合いに歌ったことから〈湯の廊下節〉とも言われた。「薬師山から 湯座屋を見れば シシが髪結うて 身をやつす」は近世の流行俗謡の「高い山から 谷底見れば 瓜や茄子の 花盛り」の類型の一つ。シシは浴客相手の遊女のことだが、近年猪とこのシシをもじって〈鉄砲猪踊〉と呼ぶテンポの速い賑やかな唄が酒席の騒唄として用いられだした。

山 中 節(山中温泉 米 八)

山中節(佐藤松子)2

うめ吉 "山中節"

山中節全国コンクール

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