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2015年6月

2015年6月30日 (火)

ウェールズの歌

イギリス南西部に突き出たケルトの地、ウェールズの伝統的な歌を探してみました。昨日からなかなか見つからなかったのですが、原語のGymraegで検索したら色々出てきました。男声のトリオや合唱がいくつかありましたが、男声合唱が盛んなのかどうか、これだけでは判断できないでしょうが、素晴らしいコーラスであることは確かです。Trio Canigの歌は、大分前に取り上げましたクロアチアのアドリア海沿岸部ダルマチアのクラパ歌謡に似た感じで、そのヒロイックなダンディズムに痺れます。Old Welsh songも良いですが、オールドの割りに歌詞は英語に聞こえます。

Trio Canig - Can Gymraeg gan Merfyn Hughes - Welsh song

Trio Canig - Ddoi di'm yn ôl i Gymru? Welsh Trio

Old Welsh song

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2015年6月26日 (金)

ウェールズ語

3本目のように、スコットランドではローランド(南部)ではスコットランド語、ハイランド(北部)ではスコットランド・ゲール語の話者が多くなるようです。イギリスのケルト系の言語には、他にウェールズ語、マン島語、コーンウォール語があります。スコットランドの各言語別の伝統歌をもっと聞きたいものですが、なかなか見つからないので、言語の方でどんどん先に進みます。今日はウェールズ語(Gymraeg)。1本目で初めてその音を聞きました。当然ではありますが、やはり全く分りません。ウェールズはイングランド南西部の地方で、ビートルズ生誕の町リヴァプールから、それ程離れてないと思います。ウェールズ出身の有名人では作家のCW.ニコルさんを真っ先に思い浮かべますが、音楽界にも沢山輩出しています。伝統音楽では、ハープ(ウェールズ・ハープ)の音源を見た覚えがあります。

Defnyddio'r Gymraeg

Gwenllian Willis yn siarad am y Cynllun Rhannwch eich Cymraeg,

Scots language

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2015年6月25日 (木)

スコットランド・ゲール語

昨日はゲルマン系のスコットランド語の歌を探している内に睡魔に襲われまして・・m(_ _)m(笑)。なかなか難航を極めそうですが、また見つかったらアップします。
今日はケルト系のスコットランド・ゲール語の文法解説と、天気予報の映像。どちらも珍しいです。後者は女性が極めて流暢に話していて、ゲール語のこういう映像を見るのは初めてで、新鮮な驚きがありました。音の響きが良い言葉です。
英語も不規則な綴りが多い言語ですが、ゲール語は英語どころではなく、ほとんど文字と発音が対応してないようにさえ見えます。他のヨーロッパの言語を知れば知るほど、英語の不規則な綴りの多さに気付きますが(nightのghを読まなかったり等)、ケルトの言葉はそれを遥かに凌駕していて、そういう言葉と接していたから英語の綴りも不規則になったのだろうかと思ってしまいます。どうなのでしょうか?

Scots Gaelic Lesson 1 part 1

Gaelic lesson 1 part 2

Scottish Weather Forecast (in Scots Gaelic)

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2015年6月23日 (火)

スコットランド語

ケルト系のスコットランド・ゲール語は前から存在を知っていましたが、今回調べていて最も驚いたのはゲルマン系のスコットランド語(Scots)の存在でした。この地で話されているのは、英語とゲール語のみと思っていたもので。今の所「蛍の光」の原曲の「Auld Lang Syne (英訳はold long since)」のみ前に取り上げましたが、他にもスコットランド語で歌われている曲はないか、探しているところです。以下の映像でスコットランド語の秘密が大分分かりそうです。2本目は旧約聖書の詩篇第23編のスコットランド語による朗読。英語の聖書をお持ちの方は、是非聞き比べてみて下さい。

The Scots Language

Psalm 23 (Scots language)

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2015年6月19日 (金)

Julie Fowlis

スコットランド・ゲール語で歌うJulie Fowlisの映像をもう少し見てみます。この人はイギリス北西部、ヘブリディーズ諸島のノース・ウイスト島の出身だそうで、正にスコットランド北西部の辺境の島と言えるのでは。アウター・ヘブリディーズ(アイラ島などはインナー・ヘブリディーズ)にゲール語の純粋な話者は一番多く残っているようです。アイリッシュ・ブズーキの名手ドーナル・ラニー他との共演で歌われる歌は、同じ文句が繰り返される親しみやすい一曲。スコットランドの美しい景色をバックに歌われている2本目も非常に素晴らしいです。

♫ Scottish Gaelic Music - Oganaich Uir A Rinn M'fhagail ♫

Julie Fowlis - Smeorach Chlann Domhnaill (Scottish Gaelic Song)

Julie Fowlis - Mix

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2015年6月18日 (木)

スコットランド・ゲール語の民謡

ケルト系の言語、ゲール語は、アイルランドとスコットランド、その間のマン島などで話されていますが、人口の多いアイルランドでもアイルランド・ゲール語の話者は35万人ほどで、これはゲール語のみ話す人数のようですが、人口の10分の1にも届かないようです。英語とのバイリンガルは、ぐっと増えて人口の40パーセント余りだとか。スコットランドでは更に少なくて話者数が6万人ほどだそうです。アイルランド、スコットランド共に純粋なゲール語話者は西部や北西部に集中しているようです。ダブリンやエディンバラなど都市部は大体東部にありますから、過疎地帯でしょうか。
そのスコットランド・ゲール語で歌う若手女性歌手の一人がJulie Fowlis。その歌声は、英語よりも柔らかく、ケルト音楽らしい趣きに溢れています。「蛍の光」の原曲Auld Lang Syneはゲルマン系のスコットランド語の語彙が混じった歌詞でした。同じスコットランドの歌ですが、言語によって少しずつ違う趣きを持つところが、とても面白いです。

♫ Scottish Music - Gaelic Folk Song ♫

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2015年6月17日 (水)

ニルス・ゲーゼ 「オシアンの余韻」

こちらは19世紀デンマークの作曲家ニルス・ゲーゼの「オシアンの余韻」。彼の音楽は、ノルウェーのグリーグやデンマークのニールセンらに影響を与えたそうです。
オシアンは文学だけでなく、他のロマン派の音楽にも影響を与え、特にメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」がよく知られていますが、シューベルトもオシアンを題材にしたリートを作曲しています。

Gade - Echoes of Ossian

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2015年6月16日 (火)

Ossian - Oidche Mhath Leibh

オシアンと名の付くトラッド作品に1977年頃リリースされたらしいアルバムがありました。しみじみとした趣きの曲調です。Oidche Mhath Leibhという曲名の不規則な綴りは、いかにもゲール語っぽいですが、どうでしょうか。前に少し書きましたが、ゲルマン系のスコットランド語も、古英語の流れで不規則な綴りが多いようなので。
アコースティックで陰翳に富んだ美しい音楽です。彼らのトラッド楽曲も、オシアンの吟遊詩人の伝統を汲んでいるのでしょうか? 解説に以下のように出ていました。
from the album "Ossian" , Springthyme Records , 1977
Billy Jackson (Celtic harp, Uillean Pipes, whistle, vocals), John Martin (fiddle, mandolin, cello, vocals), George Jackson (fiddle, mandolin, flute, whistle, guitar, vocals), Billy Ross (lead vocals, guitar, whistle, dulcime

Ossian - Oidche Mhath Leibh

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2015年6月15日 (月)

オシアン

Greentraxレーベルから、少なくとも16枚は出ていたスコットランド伝統音楽集成に入っていたかと思いますが、3世紀から語り伝えられていたと言われる長編叙事詩オシアンについて、次は調べてみたいと思います。元はスコットランドの伝説の英雄詩人(または彼が作ったゲール語の英雄譚そのもの?)ですが、そのOssian(またはOscian)で検索すると、この名の見えるトラッド演奏が幾つかありました。北辺の島の古老吟遊詩人の語りが見つかるまで、そういうグループの演奏を幾つか見てみましょう。

Scottish traditional music : Tony Cuffe and "Ossian" - "Chairlie, O Chairlie"

Scottish traditional music - "Ossian" play 2 pipe-jigs

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2015年6月11日 (木)

Peninsula Scottish Fiddlers

今日の「スコットランド半島のフィドラー」と題されたグループの演奏はフィドル中心の合奏になっていて、民族衣装に身を包んだ男性も見えて、こういうタイプは珍しいようにも思いましたが、どうなのでしょうか。半島と言えば、確かに半島なのかも。
Peat-Fire(泥炭の炎?)の曲名?は、ウイスキーのメッカ、スコットランドらしいネーミングです。ピートとは、ウィキペディアに「スコッチ・ウイスキーの製造で大麦を発芽させて麦芽にした後、麦芽の成長をとめるために乾燥させる際の燃料として香り付けを兼ねて使用され、この時つく香気をピート香と言う」 とあるように、スコッチ・ウイスキーには欠かせない香りです。

Scottish Music - Peninsula Scottish Fiddlers - Peat-Fire Flame set - Celtic Fiddle

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2015年6月10日 (水)

Irish, Scottish and Appalachian Fiddle Music: Talk and Demonstration

昨日はこれからブログを書こうと思ったら、急にモニターがブラックアウトし焦りました。結局復旧することはなく、ブログは書けませんでした。どうやらモニターのバックライトが壊れたようです。今日は古い小さめのモニターを繋いで書いています。
スコットランドとアイルランドのフィドルを聞き比べ、見比べしていましたが、もう一つアメリカ東部のアパラチアのフィドリングも交えて比較している興味深い映像がありました。アパラチアと言えば、カントリーミュージックの一大中心地と言えるのでしょうか。ウィキペディアに「今日最もよく知られたスタイルであり、ドローンと重音奏法の多用やリズムの裏打ちによって特徴付けられている。」と記されていました。上記フィドルのリンクに、各地のフィドル演奏の特徴が詳細に解説されています。
1時間10分と長い映像で、まだ最初を見始めたところですので、また週末にでもじっくり見てみたいと思います。

Irish, Scottish and Appalachian Fiddle Music: Talk and Demonstration

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2015年6月 8日 (月)

スコットランドのフィドル

3日の女性フィドル・デュオを見てから、一ヴァイオリン弾きとして俄然スコットランドのフィドルが気になってきたので、もう少し追ってみます。アイリッシュ・フィドルとの違いは、より多く聞こえるように思う5音音階と、北欧のフィドルに近い清涼感や寂寥感のある雰囲気、その他装飾技巧も若干違っているように思います。ストリート・フィドリングの映像がありましたので、上げておきましょう。色んな素材が見えて興味深い映像です。

Traditional Scottish Street Fiddle Music Busking Scotland

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2015年6月 5日 (金)

アイリッシュのフィドル

スコティッシュのフィドルに惹かれたところで、先回りしてアイリッシュの方もちょっと覗いてみましょう。続けてみると、色々共通点と、違う所と見えてくるような気がします。
1本目は演奏者は不明ですが、フィドル、バンジョー、ギターともに達人の方たちに見えます。アップで演奏風景が見えるのが嬉しいです。2本目はアイルランドを一躍ポピュラーにした立役者、チーフタンズの演奏。若手?バンドのコアーズとの白熱のステージです。アイリッシュ・ダンスのステップも興味深いです。

Traditional Irish Music - Brogan's Bar - Ennis, Ireland

The corrs and the chieftains

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2015年6月 3日 (水)

アイラ島の伝統音楽

スコットランドと北アイルランドの間に浮かぶ「ウイスキーの島」、アイラ島の伝統音楽、さっそく見つかりました。ホテルでの演奏が多いようですので、観光客を前に演奏しているのでしょうか。レパートリーは、スコットランドだけでなくアイルランドの曲も多いようです。人口三千人余りのアイラ島に独自の曲があるのかどうか、その辺はよく分りませんが。1本目は真ん中辺りの二人の女性フィドラーの掛け合いが特に見物です。ここで聞こえてくるのは、幾分東欧風にも聞こえるエキゾチックな音階です。2本目では、色々なセッションが見られ、バグパイプ入りのバンドもありました。フィドルとバグパイプのユニゾンは、鮮烈な音を放っています。

Traditional Music at the Port Charlotte Hotel, Islay

Islay Sessions 2012 - Grand Concert at Bruichladdich Hall

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2015年6月 2日 (火)

Whisky Island アイラ島

ボウモア、ラフロイグなど、シングルモルト・ウイスキーの銘酒の蒸留所がたくさんあることで知られる「ウイスキーの島」、アイラ島には、何か特有の伝統音楽があるのか、スコッチ好きとしては激しく気になるところです。まずは、印象的な形のポットスチルの出てくる製造風景などから。アイラ島がどんな所か、少し見えてくる嬉しい映像です。途中男性の独唱やフィドル演奏、フォークダンスが出てきます。

Whisky Island

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2015年6月 1日 (月)

タラモア・デューのパーティング・グラス

ブログを再開します。先日もアップしました古いスコットランド民謡のパーティング・グラスの映像に、アイリッシュ・ウイスキーとして有名なタラモア・デューが出てくるものがありました。ユダヤ人と見紛うような男性たちがアイルランドのSligoで別れるシーンでしょうか? 雨が滝のように降る中でも、天然水割り(笑)状のタラモア・デューを飲んでる印象的な映像です。スコットランドの方でしょうか、実際に葬儀の場面でこの歌が歌われている映像もありましたが、色々な場面で歌われる歌だなと思いました。(アイルランドの方で、だけでしょうか?)先週取り上げてから、頭の中でこの歌がよく流れます。とても素晴らしい歌です。スモーキーなスコッチはもちろんですが、アイリッシュの銘酒タラモア・デューもマイルドで美味しいウイスキーです(^-^)
ディスコグラフィの作成も無事終わりました。中東音楽関係の書籍です。出版されたらまたお知らせします。

Tullamore Dew Irish Whiskey Sligo's Parting Glass

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