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2015年7月30日 (木)

クライスラーのロンドンデリー

「ロンドンデリーの歌(あるいはダニー・ボーイ)」の代表的な名演として、フリッツ・クライスラーのヴァイオリン演奏と、オーソドックスな混声合唱を上げておきます。このクライスラー自身の編曲版でよく知られているようですが、音域がどんどん上がって最後はかなりのハイポジになっていると思います。
この曲の歌詞は色々あるようですが、戦地に赴く息子を思う母の歌、という歌詞もあるらしいと聞いたことがあります。スコットランドのパーティング・グラスが葬送の歌でもあったように、明るい曲調の内に別れの悲しみを切々と訴えながらも暗くはならず、しみじみと感動的な曲になっているのは、ケルトの民謡の特徴でしょうか。

Fritz Kreisler plays Londonderry Air

Choirs of Jesus College Cambridge - Londonderry Air (arr. Bob Chilcott)

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