「アルフォンシーナと海」再び
アイルランドとポーランドの舞曲比較の途中ですが、ある歌が耳について離れないので、今日はその歌を取り上げます。2012年7月 5日 (木)の当ZeAmiブログで取り上げました「アルフォンシーナと海」ですが、最近タンゴ歌手冴木杏奈さんの歌唱をApple Musicで聞いていたら偶然出てきて、「あ、この印象的な曲は?」とふと思って、大分前にうちのブログでも取り上げたことを思い出しました。
このアルゼンチン・フォルクローレの名曲「アルフォンシーナと 海」は、入水自殺した女流詩人アルフォンシーナを悼む、余りに悲しいけれども、この上なく美しい曲です。涙腺が決壊する曲と言えるでしょう。「ミサ・クリオージャ」で有名なアリエル・ラミレス作曲で、トゥクマン(70年代の名作アニメ「母を訪ねて三千里」で有名な町)生まれのメルセデス・ソーサの名唱で知られていますが、ギターソロ編曲も何種類かあるよう です。8分の6拍子の特徴的なリズムは、アルゼンチン北西部のZamba(サンバ)のリズムです。ブラジルのサンバ(Samba)とは無関係です。
Mercedes Sosa - Alfonsina y el Mar
Mercedes Sosa-Alfonsina y el mar
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