アイリッシュのマズルカ
長い?お盆休みから重い腰を上げて(笑)、ブログを続けます。
マズルカと言えば、ポーランドの舞曲として余りに有名で、ショパンやシマノウスキのようにクラシック作品に取り入れた例も多いのですが、そのマズルカは結構他の国でも聞くことがあります。確かブラジルにもあったと記憶していますが、アイルランドにも入っていたようです。
今日の一本はアイリッシュのマズルカの踊りのシーンです。楽器はもちろんアイルランドのものですが、フィドルとアコーディオンはポーランドでも使われていたと思います。試しにポーランドのマズルカ(mazurek)と並べてみます。大きな違いは、ポーランドでは3拍子系なのに対し、アイルランドの方は4拍子という点で、「第1拍は付点リズムが多く、第2もしくは第3拍にアクセントが置かれる。」というマズルカ本来の特徴の内、後者だけ当てはまっているでしょうか?
Mazurka Set Dance at the Thatch in Ballyshannon: Traditional Irish Music from LiveTrad.com
Mazurek
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コメント
よくある誤解です。アイルランドでは時々ある事なのですが、何故か名前だけ別のリズム名が付いているダンスがあります。こちらで紹介されたものもリールと言う4拍子のリズムで踊るのに Mazurka です。実際にはアイルランド北部にポーランドに近いマズルカの曲やダンスが根強く残っています。
投稿: iTrad-dancing | 2020年3月27日 (金) 17時59分
iTrad-dancing様
コメント有難うございます。そうなんですか! 紛らわしいですね。
投稿: Homayun | 2020年3月28日 (土) 10時50分