ビニューとボンバルド
フランス北西部に突き出たケルトの地、ブルターニュの楽器に焦点を当ててみます。特徴的な楽器にビニューとボンバルドの組み合わせがあります。バグパイプ系のビニューと、ダブルリード系のボンバルドは、どちらも甲高い音ながら、哀愁味溢れる音色が実に素晴らしく、ブルターニュ音楽を鮮やかに彩っています。バグパイプとチャルメラのようなダブルリードの組み合わせというのは、他にもどこかにありました。東欧かインド西部ラジャスタン辺りだったでしょうか。しかし、このケルトの旋律は他では替え難い独特な美しさがあります。ボンバルドの方が音が高いのかと思ったら、バグパイプ系のビニューの方が高いのが不思議な気もします。2本目の黒人二人の演奏は、ブルターニュの人の演奏より見事かも。
Bombarde biniou suite en-dro
Josset & Martin - Couple biniou bombarde
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