Yine Bir Gul Nihal 再び
オスマン・トルコの大作曲家イスマイル・デデ・エフェンディ(1778-1846)の名歌、Yine Bir Gul Nihalについては、8年前に当ブログを始めて以来、何度も触れたように思います。「再び」というか、4,5回目かも知れません(笑) Mutlu Torunのウード教本で、移調して何度も登場することや、キルギス在住だったFさんに歌詞を訳して頂いて、その大意を載せたこともありました。この曲について語り尽くした感はありますが、久々に昨日のリンクの中にネスリン・スィパヒの歌唱をみかけましたので、今日また取り上げておきます。youtubeの高評価111に対し、低評価が0です! 彼女の歌唱は、ドイツのCMPから昔出ていたシャルク(トルコ古典歌曲のような形式)の名盤が強く印象に残っています。典雅で艶っぽい歌声が素晴らしく、オスマン時代を髣髴とさせる名歌手の一人だと思います。
Nesrin SİPAHİ-Yine Bir Gül Nihâl Aldı Bu Gönlümü (RAST)R.G.
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