春の海 宮城道雄自作自演
遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致しますm(_ _)m
やっと重い腰を上げて(笑)、毎年恒例の「松の内」邦楽です。べたではありますが、春の海を。宮城道雄自身の演奏です。「春の海」の演奏は無数にありますが、やっぱり本家本元には絶対叶わないと思わせる気品溢れる名演です。この吉田晴風の尺八との演奏が特に有名ですが、フランスの女流ヴァイオリニスト、ルネ・シュメーとの共演もよく知られています。(私も全音のヴァイオリン譜で弾き初めしてみました)
ヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツ、ピアノのアルトゥール・ルービンシュタインとの名コンビで知られる名チェリスト、グレゴール・ピアティゴルスキーも、ちょうど1929年の初演の頃にこの曲を知って興味を持ち、宮城道雄も見守るコンサートで演奏したそうです。ピアティゴルスキー(ローゼン師匠の先生)の録音があるかどうかは不明ですが、上記の録音等は古典芸能ベストセレクション 名手・名曲・名演集「春の海 大饗演」 (2枚組)やノイズレスSPアーカイヴズのシリーズなどに収録されています。
春の海 宮城道雄自作自演
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