バーラム・マンスロフの動画
アゼルバイジャンのタールの巨匠バーラム・マンスロフの、動画もありました。数年前にブログで取り上げた際にはなかったと思いますが、2011年前後にアップされていたようです。現地にはこんなお宝映像が沢山眠っているのでしょう。しかし、このライフル銃を構えているかのような持ち方は、タールを高く構えるアゼルバイジャンでも最高では(笑)
幾つかありますが、イランの古典音楽との比較で、ホマーユンとバヤーテ・エスファハーン、シュールも上げておきます。イランのアスガール・バハーリーのケマンチェなどとバヤーテ・エスファハーンを聞き比べてみるのも一興だと思います。この人のタールを聞いていると、あのペルシア音楽のグーシェ(伝統的旋律型)にそっくり!と思うことが少なくないです。シュールは63年の映像で、特に「歌うタール」になっていて凄いです。シュールはペルシア音楽で一番重要なダストガー。アゼルバイジャンではどうなのでしょうか。
Bahram Mansurov - "Houmayun"
Bahram Mansurov - "Bayati-İsfahan"
Bahram Mansurov - "Shur" (1963)
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