Bachianas Brasileiras, No. 2
ブラジル風バッハ2番の「カイピラの小さな汽車」にリクエストがありましたので、アップしておきます。昨日のヴィラ=ロボスの映像のシリーズ、他の曲もありまして、その中に2番も出ていました。「カイピラの小さな汽車」は2番のフィナーレで、形式はバロック音楽でお馴染みのトッカータで書かれています。J.S.バッハの「トッカータとフーガ」などの厳粛な感じとは全く異なり、トッカータ形式に乗せて列車の走る様子を描写した、明るく長閑でのびやかなブラジル風旋律がとても親しみやすい曲です。一時オッターヴァでよくかかっているのを耳にしました。曲目と原題は以下の通り。1、2、4楽章は初期にチェロとピアノのための作品だったそうで、それも聞いてみたいものです。3楽章はピアノ曲からの改作だそうです。
1.前奏曲(ならず者の唄) Prelúdio: O Canto do Capadocio
2.アリア(祖国の唄) Ária: O Canto da Nossa Terra
3.踊り(藪の思い出) Dança: Lembrança do Sertão
4.トッカータ(カイピラの小さな汽車) Tocata: O Trenzinho do Caipira
Heitor Villa-Lobos - Bachianas Brasileiras, No. 2 Complete
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