« シタ(Seta Hagopian)のパスタ | トップページ | batucada »

2016年8月 3日 (水)

サンバのバトゥカーダ、フレーヴォ

ゼアミdeワールド19回目の収録に行ってきました。今日はブラジル音楽の2回目、4日と7日に放送されるのは、以下の18回目収録分です。<>内がかけた音源です。

リオ五輪が近づいてきましたので、8月はブラジル音楽特集にしようと思います。3月24日にちろりんさんの番組に呼んで頂いた際にかけた音源の再登場です。手持ち音源からですので、それ程色々ある訳はありませんが、ブラジルのクラシックの大作曲家ヴィラ=ロボスの曲なども併せて後日かけたいと思っております。
まずは、最もホットなリオ・デ・ジャネイロのカーニヴァルの音楽バトゥカーダです。クリアなスタジオ録音もありますが、臨場感溢れる本場リオでの実況録音からはサンバの空気感が感じ取れます。

<リオ・デ・ジャネイロのカーニヴァル実況録音 バトゥカーダ 抜粋>
batucada

放送でかけたCDとは別音源です。

「バトゥカーダとは、ブラジル音楽のサンバで主にメロディーや歌のない打楽器のみの演奏を指して言う。またエスコーラ・ジ・サンバやブロコではバテリアと呼ばれる打楽器隊により構成されたそれらの打楽器演奏をいう。」とウィキペディアにありました。
私は松戸に住んでいた頃に隣町の新松戸と馬橋の両方の夏祭りにサンバチーム、GRESリベルダーヂが月遅れくらいで来ていたので、毎年のように見に行っていました。浅草サンバカーニバルにも毎回出場していたグループです。特にバテリアの迫力ある演奏が好きで、一時メンバーに入って叩きたいと思ったりもしたものです。今治では露出の多い女性ダンサー数人が呼ばれてホテルの催しに出たりすることもあったみたいですが、大編成のバテリアまでは一緒に来てないので、是非ともいつかあの醍醐味を今治の皆さんにも味わってもらいたいものです。

次は、ブラジル北東部のカーニヴァル音楽のフレーヴォの名歌「サウダーヂ」です。サウダーヂ(またはサウダーデ)は、郷愁、憧憬、思慕、切なさ、想い、などと訳されるポルトガル語圏独自の複雑なニュアンスを持つ語彙で、日本の侘び寂に近いものが少しあるでしょうか。まずこの曲をかけてみます。

<Antonio Maria / Saudade>
Frevo n.2 do Recife

放送でかけたCDとは別音源です。

ブラジル各地の民俗音楽を集成したDiscos Marcus Pereiraの素晴らしいシリーズの一枚、Musica Popular do Nordeste 1で聞いた曲で、CDのクレジットにはLuis Bandeira(この曲の作曲者?)とかAntonio Mariaとしか書いていませんが、同曲のyoutubeから推測するに、この女性歌手はマリア・ベタニア(カエターノ・ヴェローゾの妹)かな?と思いました。南米の哀愁味のあるこういう歌には、他では代え難い魅力があります。
Nordesteは、英語ならノースイーストですが、ポルトガル語の発音はノルデステよりノルデスチの方が近いようです。ブラジル北東部のバイア地方などのノルデスチは、ブラジル音楽の揺籃の地であり、黒人の民間信仰カンドンブレの音楽に、ヨーロッパからのポルカやマズルカ、マーチなどがブレンドされてフレーヴォやサンバが生まれたようです。

<ゲーリー / Tristeza>
トリステーザ(TRISTEZA)


13年9月14日に、今治のかねと食堂でライブされたゲーリーさんの歌で、トリステーザ。和訳は「悲しみよ、さようなら」。アロルド・バルボーザとニルチーニョが作ったサンバの名曲です。1965年にジャイル・ホドリゲスの歌で世に出て、翌年のカーニヴァルで大ヒット。まるでブラジル人そのもののような雰囲気を持ったダンディなゲーリーさんは、シルキーな美声の持ち主で、かねと食堂では枠太鼓パンデイロの妙技も披露していました。

|

« シタ(Seta Hagopian)のパスタ | トップページ | batucada »

ブラジル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サンバのバトゥカーダ、フレーヴォ:

« シタ(Seta Hagopian)のパスタ | トップページ | batucada »