ヤワラピティとカマユラ
先日の放送でかけたアマゾン奥地シングー川上流のインディオの女人禁制の神聖な笛にまつわる習俗は、オコラの英文解説によると、とても活字に出来ないような内容でした。(廃盤ですがCDをお持ちの方はご確認下さい)ですので、ほとんど全くぼかして放送しました。大らかな日常の彼らの姿からは想像できないような、精神的な世界観があることにとても驚きました。一つ言えることは、男尊女卑なのかどうかは分りませんが、男女の間にはっきりと線が引かれている部分もあるということでしょうか。
今日の伝統的な踊りの2本のどちらかは、オコラ盤に入っていたかも知れません。この大らかさがいつまでも失われないように願うばかりですが、どうでしょうか。衣装(と言えるかどうか分りませんが)や入れ墨から同じと思っていましたが、部族名はヤワラピティとカマユラに分かれるようです。最近テレビで完全な未開部族のイゾラドのドキュメンタリーが放映されて話題になっていますが、シングーのインディオはもっと文明と接触してきている存在のようです。
Manifesto Kuarup - Índios Yawalapiti: Xingu
Brazil indigenous dance
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