月の沙漠
今日はハーバリー1階のカモメ・スタジオで、初の30分枠の収録をしてきました。次回からはアラブ音楽に戻ります。という事で、童謡シリーズの締めは、やっぱりこの曲、「月の沙漠」でしょう。実に色々な歌唱、アレンジや編成があって楽しめます。そして何よりもこの歌の哀切極まりない美しさ、儚さ、懐かしさは、何ものにも代え難い魅力があります。
94年にセイエド・アリ・ハーンのグループが来日した際、アンコールで演奏されたのは「月の沙漠」でした。多分イラン協会の方のアドバイスでは、と思いました。一定以上の世代では、あの歌の描く世界は、中東のイメージのとても美しい部分を占めているように思います。94年頃は、パレスチナ以外は今に比べればまだ平穏でした。この曲を聞く時、中東に一日も早く平和が訪れることを願わずにいられないのは、私だけでしょうか。
月の砂漠 - Tsuki no Sabaku
UA ううあ つきのさばく 童謡
石原裕次郎月の砂漠(アカペラ) アカペラとはめずらしい
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