モロッコのマリー・ケイルーズ
レバノンのマリー・ケイルーズの演奏も、89年の「ビザンティンの聖歌」の頃はいかにもビザンツ聖歌的でしたが、最近はどんどんアラブ的な伴奏の映像が上がってきています。仏Harmonia Mundiでも「マロン派の伝統聖歌」での伴奏は、静謐なアラブ音楽という印象でした。今日の映像などは、モロッコのもしかしたらアンダルース音楽の楽団かも知れないメンバーと演奏しています。東ローマ的だったファーストから、地中海周辺の中でですが随分と時間と空間を移動して、中東のキリスト教音楽を色々な側面から探究しているように見受けられます。マグレブのアンダルース音楽の場合、ユダヤ人音楽家の活躍は比較的知られていますが、キリスト教徒がどういう風に関わっていたのか、これまで盲点だったかも知れません。それにしても、素晴らしい歌唱とアンサンブルです。
Sister Marie Keyrouz - Maroc - Ya Sourouri
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