ベラルーシとリトアニアのペイガン・ソング
ストラヴィンスキーの「春の祭典」を思い起こさせる、キリスト教化以前のペイガン(異教的)な雰囲気を感じさせる曲と映像が出たところですので、今日の次回番組収録ではベラルーシとリトアニアのペイガン・ソングをテーマにしました。音源はストラヴィンスキーの自作自演と、メロディアのベラルーシ音楽アンソロジー2枚組、イネディ盤のBaltic Voiceです。今日は先回りしてyoutubeをいくつか見てみようかと思います。 「春の祭典」では、冒頭のファゴットのメロディに、リトアニア民謡がモチーフとして使われていました。 太陽神への生贄として一人の乙女が選ばれて生贄の踊りを踊った末に息絶え、長老たちによって捧げられる、という筋の「春の祭典」には、キリスト教化される以前のロシアの原始宗教の世界が根底にあると言われますが、導入のモチーフがロシアではなく、リトアニアだったかと言う驚きがまずあります。旧ソ連内ではありますが、スラヴ系のロシアやベラルーシと、バルト系のリトアニア。同じインド・ヨーロッパ語族ではあっても全く別グループです。その関係について調べてみたくなりました。
Belarusian pagan song
Belarusian traditional pagan song - Lecieli żurauli
Lithuanian pagan folk song | Jurginių liaudies daina - Geras vakaras
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