リトアニアの女性の伝統歌
バルト語派については、数年前にもリトアニア、ラトヴィアだけでなく、プロシア語関係についても調べたように思います。しかしストラヴィンスキーの「春の祭典」の冒頭のファゴットの旋律がリトアニア民謡だったことは、今回初めて知りました。これは大きな収穫です。グルジアの男声合唱を「人類の作った最高の音楽」と絶賛したり、彼の旧ソ連内の民族音楽に関する引用やエピソードは他にも色々ありそうです。やはり女性の独唱に古い伝承が残っているのかなと思いますので、今日はそのタイプを上げておきます。タルコフスキーの映画に出てくるような茫洋とした感じが素晴らしいです。92年前後、池袋の店にいた頃に注目を浴びていたリトアニアの作曲家チュルリオニスについても、来週取り上げたいと思います。
Autentiška Dzūkų liaudies daina | South Lithuanian folk song - Ne bet kokia aš mergelė buvau
Oi toli toli (Authentic Lithuanian folk song | Autentiška lietuvių liaudies daina)
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