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2017年8月

2017年8月16日 (水)

Mela Raga Malika Part2

ゼアミdeワールド70回目の放送、水曜夜に終りました。今回はこの再放送枠のみです。お盆休みも16日で終わり、店の片付けやチェロの合わせ練習もあったり等で結構ばたばたしました。今日の収録では、チェチェンの歌姫マッカ・サガイーポヴァを大特集しました。放送は20日と23日です。

まず最初に催しのお知らせです。以下の催しに、チェロとヴァイオリンで出ることになりました。宜しければ是非お越し下さい。

<チェロ伴奏で3つ>
やさしさを伝える 絵本&朗読コンサート
8月19日 13時~  ひよこ園  今治市石井町4丁目3-53 (雨天決行)
8月23日 17時~  城慶寺   今治市湊町2丁目1-45 (雨天中止)
宮沢賢治がモチーフの一つになっているようです。曲名は伏せておきますが、朗読内容のイメージで選びました。

ダンススタジオ108 内子座公演
  (コンテンポラリーダンス、能楽、篠笛または能管、チェロのコラボ)
8月26日 14時~   チケット 1000円
「竜の河」の5回目になりますが、内子の内子座では2回目です。これまでと同じでJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲3番のサラバンドとジーグ、5番のジーグの3曲を組み合わせて弾きます。

<ヴァイオリンで一つ>
HIRAOピアノ教室 サマーコンサート @今治中央公民館4階大ホール
8月27日 13時~
2部の「ブルタバお楽しみコーナー」で、スメタナのブルタバ(モルダウ)のファースト・ヴァイオリンで出る予定です。これは発表会の合間のチョイ役のようです。

では本題に入ります。
前回6日の本放送は、今治の夏祭り「おんまく」の特番があるので、お休みになりますとお知らせしておりましたが、台風5号の影響で花火だけ13日に順延になりまして6日の放送がありました。代わりに13日の本放送はお休みになりまして、16日の再放送枠のみになります。
前回かけましたスブラクシュミのメーラ・ラーガ・マーリカーの後半をかけたいと思います。南インド古典声楽界の至宝と言われた女性歌手、M.S.スブラクシュミのメーラ・ラーガ・マーリカーでは、カルナティック音楽の72のラーガ全てを1から順に少しずつ演奏するという技法を用いて書かれていることについては前回も少しお話しました。ラーガマーリカーとは「ラーガの花輪」を意味し、各ラーガは2行の歌詞と2行の階名からなり、インドの階名のサリガマで歌う部分の途中から次のラーガに変ります。歌詞にはラーガ名が上手く読み込まれているので、歌詞を聞いているとラーガ名も分かるようになっております。
では後半のプラティ・マディヤマ・メーラを時間まで聞いて行きたいと思います。前回かけた前半部分との違いが解り難いかも知れませんが、その一つの理由としては、導入に出てくるシュリー旋法の部分が共通している点が上げられると思います。個人的にはキルワーニーやダルバリと並んで好きなラーガの一つで、いずれも夕方から夜のラーガです。このシュリーの部分が4行の歌詞に続いて、2行のサリガマ唱と2行のリズム口承で歌われ、この部分が曲の最初と最後に出てきて、その後にメーラ・ラーガ・マーリカーが始まります。前回かけたシュッダ・マディヤマ・メーラと今回のプラティ・マディヤマ・メーラの違いは、インドの階名のサリガマパダニサの4つ目のマの音がナチュラルかシャープかによっていて、前者がマ1、後者はマ2と分類されて、それぞれシュッダとプラティと名付けられています。マの音の違いを意識して、前回の歌唱を思い出しながら聞いて頂けたら、南インド古典音楽の知的で数学的な面が浮き彫りになってくるかと思います。
では終わりの辺りでもう一度出てきます。

<M.S.Subbulakshmi / Mela Raga Malika  Part2 28分20秒 抜粋>
R Vedavalli 3 72 Melaragamalika Mahavaidyanatha Sivan

今回もスブラクシュミではなく、ヴェーダヴァッリというヴェテラン女性歌手です。右手に南インドの代表的弦楽器ヴィーナも入った演奏です。

いかがでしたでしょうか。前半と同じく伴奏にはサポート・ヴォーカルと両面太鼓のムリダンガム、所々ヴァイオリンも入っています。
時間までこの曲を聞きながら今回はお別れです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

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2017年8月11日 (金)

72 MelaragaMalikaの学習風景あるいは発表会?

北コーカサス特集の途中ですが、今週と来週は南インド古典声楽のメーララーガマーリカーを取り上げておりますので、今日も関連映像を見ておきたいと思います。この曲は難曲として知られているようですが、難度の高いエチュードの類でもあるのでしょうか、南インド古典声楽家の卵たちと思しき少年少女たちの歌声を聞ける映像がありました。スブラクシュミの別音源や、他のプロの歌手の映像もありますが、返ってこういう歌唱の方が、曲の成立過程を見るようでもあり、面白く聞ける部分があります。大勢で歌っているということは、やはり一人での表現、更には息継ぎも難しいのでしょうか。歌詞も誰かが忘れても、他の誰かが覚えていればそれに続けば良いという部分もあるのでは(笑)
8月は催しが多く、そのために放送が一回になったり、私自身もいくつかの本番向けのチェロの練習にも時間が割かれるので、放送は準備に余り時間がかからない内容にしております。そのためブログも飛びがちになっておりますm(. .)m。9月からは北コーカサスの続きで通常のスタイルに戻します。

72 MelaragaMalika at Vaiyacheri temple_Part 1

72-Melaragamalika rendition by Smt Kiranavali's students at Cleveland Aradhana 2014_Part 1

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2017年8月 7日 (月)

M.S.Subbulakshmi / Mela Raga Malika

ゼアミdeワールド69回目の放送、日曜夕方に終りました。おんまく花火が13日に延期になったために特番がなくなり、本放送枠でも放送されました。9日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。13日は入れ替わりで本放送はお休みで、16日の再放送枠のみになります。以下矛盾しますが、放送で話したままアップします。

コーカサス音楽巡りの途中ですが、今回の6日の本放送は、今治の夏祭り「おんまく」の特番があるので、お休みになりました。9日の再放送枠のみですので、一回コーカサスをお休みしまして、少し前のインド音楽小特集の際にかけられなかった長尺の音源をかけてみたいと思います。

南インド古典声楽界の至宝と言われた女性歌手、M.S.スブラクシュミのメーラ・ラーガ・マーリカーを時間までお楽しみ下さい。LP時代の音源のために、28分余りの録音2トラックになっている、トータル1時間弱の曲です。カルナティック音楽の全てのラーガは、72メーラカルターと呼ばれる基本音階に基づいて分類されていますが、この72のラーガ全てを1から順に少しずつ演奏するという技法を用いて書かれています。ラーガマーリカーとは「ラーガの花輪」を意味します。各ラーガは2行の歌詞と2行の階名からなり、階名をサリガマで歌う部分の途中から次のラーガに変ります。歌詞にはラーガ名が上手く読み込まれているので、歌詞を聞いているとラーガ名も分かるという、いかにも南インド音楽の知的で数学的な側面を感じさせる曲です。この曲を歌えるのは、スブラクシュミだけかも知れないとも言われているほどの難曲ですので、とても貴重な音源です。では前半のシュッダ・マディヤマメーラを時間までどうぞ。終わりの辺りでもう一度出てきます。

<M.S.Subbulakshmi / Mela Raga Malika Part1 28分26秒 抜粋>
MS Subbulakshmi-Mela-Ragamalika-Chakra--Gayakapriya-to-Varunapriya-

これは放送でかけたのとは別音源です。ライブでしょうか?

いかがでしたでしょうか。伴奏にはサポート・ヴォーカルがついて、他は両面太鼓のムリダンガムが中心で、所々ヴァイオリンも入っています。
時間までこの曲を聞きながら今回はお別れです。次回はコーカサスに戻る予定です。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

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2017年8月 4日 (金)

カバルダのポリフォニー УЭРЭДЫЖЬХЭР

「ウエレドィジヘル」と発音するのでしょうか? タイトルのУЭРЭДЫЖЬХЭРは、ロシア文字ですが、ロシア語では全く意味が取れず、おそらくコーカサス諸語の言葉(チェルケス語?)ではと思います。今週は放送の流れから言えばヨルダンのチェルケス音楽をアップすべきところですが、大分前に非常に素晴らしい女性アコーディオン奏者(Abida何某)の往年の映像などを上げて有りますので、「北コーカサス」のカテゴリーを辿っていただければと思いまして、今回は再度アップしないことにします。たこさんから舞踊のイスラメイとバラキレフのイスラメイについてコメントを頂いていましたので、その原曲と思われるカバルダを少し注意して見ておりましたら、90年頃の古映像(という程ではない時期ですがそう見えます(笑))に凄いものがありました。11分辺りから男声のポリフォニーが始まります。サーカシアの3カ国の内、アディゲ、チェルケスに比べて少し陰が薄いようにも思う、一番東側のカバルダの映像です。グルジアなどのコーカサス系の合唱に似てはいますが、こういう男声合唱のタイプを見るのは初のような気がして、かなり驚きました。グルジアやチェチェンなどにも男声ポリフォニーがありますが、一味違います。2,、3本目はその続編でしょうか。2本目は往年のレズギンカの歌入りと思いますが、これもとても味わい深いです。3本目では同じ主唱者がポリフォニーを歌っていて、両方のレパートリーを持っていることが分かります。
2日の加藤吉樹さんのウード・ソロ・ライブは大盛況でした。後入れて2,3人という感じでした。ただ初めての当店でのライブで、通常営業の後だったもので、かなり疲れました。そのため2日ブログはお休みしました。しかし、とても楽しかったです。

УЭРЭДЫЖЬХЭР - OTANTİK ÇERKES EZGİLERİ

Нэхущ Чэрим

Черим – Алий и гъыбзэ

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2017年8月 1日 (火)

チェチェンのレズギンカの打楽器編

ドールなどのカフカス・ドラムの演奏をちゃんと見れるのは余りないように思いますので、チェチェンのレズギンカの打楽器編として2本上げておきます。チェルケス人だけでなく、チェチェン人もヨルダンに結構移住しているようです。イランのトンバクとかに比べるとシンプルな叩き方のようですが、この高速の8分の6拍子のレズギンカのノリを作れるのは、やっぱりこのカフカス・ドラムです。
明日は加藤吉樹さんの当店でのライブ当日ですので、ブログはお休みします。

jordan chechen lawzer ponder az.wmv

jordan chechen lawzer. ponder az(2).wmv

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