ムゼタムゼとレラ・タタライゼ
今日は先日の放送でスリコをかけたムゼタムゼ・アンサンブルの歌唱です。1986年結成の女性だけのグループで、これまた深い印象的な歌を聞かせるベテランのグループです。特に耳に止まった生映像ですが、これはグルジア正教の歌でしょうか? 静謐で素晴らしい歌唱を聞かせています。似た曲を歌っている関連動画にeglise de fontarabieと出ていて、エグリーズは教会ですから、キリスト教の音楽であることは間違いないと思います。数年前売り切ってから入手難になっていた英Topic Recordsの2枚組「SONGS OF SURVIVAL: Traditional Music of Georgia」を先日手に入れましたが、最後の方でラテン語のキリエ・エレイソンが出てきて、グルジア正教に本来カトリックの聖歌であるはずのキリエがあるのだろうか?と不思議に思いました。これはエキュメニカルなムーヴメントの一環でしょうか? ここで出てきているエグリーズも、カトリックなのかもと思いました。ムゼタムゼ・アンサンブルは、女性歌手レラ・タタライゼとの共演盤が確かオランダのPanからあったように思いますので、調べてみたら、この人の動画も結構ありました。最後に2本上げておきます。
mzetamze conservatoire bayonne4
mzetamze eglise de fontarabie asho tcela samegrelo
Красиво поют! Lela tataraidze Jangi tushuri
MUSIQUES DE TBILISI • LELA TATARAIDZE
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