Saqartvelo Lamazo(美しいグルジア)
ギター伴奏のエモーショナルなグルジアの歌は、英Topic Records盤のマイケル・チャーチの表現では、Saqartvelo Lamazoはpopular urban song、スリコは19th urban songとなっていました。「都市部の歌」という表現は、ザムタリアにも当てはまったと思います。3声を合わせる伝統はここでも生きていますが、いずれもグルジアの伝統音楽を越えた、もっと普遍的な美しさがあると思います。あの高度なポリフォニーで鍛えた歌い手にとっては余技かも知れませんが、その肩の力を抜いた表現が生む美しさと言えるでしょうか。Saqartvelo Lamazo(美しいグルジア)は英Topic Records盤で初めて聞きましたが、youtubeは色々ありました。上半身裸の男性達がエモーショナルの極みの歌唱を聞かせる様は、やはりどこか地中海の音楽(クロアチアの沿岸部ダルマチアのクラパ歌謡など)と似通ったものを感じます。今日は独Wergo盤以外のザムタリア(冬)の歌唱が見つかったのが、最大の収穫でした。今が冬だから、なおさらにこの哀感が沁みます。
saqartvelo lamazo-sufraze namgeri
Kereoni zingt Suliko
"ზამთარია"---ცისფერი ტრიო ザムタリア(冬)
| 固定リンク
「コーカサス (カフカス)」カテゴリの記事
- Trio Mandili - Hey sokoły! (Polish folk song)(2024.01.04)
- トリオ・マンディリによる詩篇唱(2023.12.28)
- 仮面舞踏会とレズギンカ(2022.02.17)
- 現代コーカサスの音楽文化とその概要(2021.08.31)
- バレエ「ガイーヌ」の自作自演(2020.06.24)


コメント