グラズノフとプーランク
ルーマニアの女流ヴァイオリニスト、シルヴィア・マルコヴィッチはyoutubeは結構貴重映像が色々と上がっていました。その中から、80年頃の彼女の代名詞のような曲になっていたグラズノフのヴァイオリン協奏曲と、詩人ガルシア・ロルカの死を悼んで書かれたフランス近代の作曲家プーランクのヴァイオリン・ソナタもありましたので、この2曲を上げておきます。グラズノフは80年頃LPも出ていた曲ですが、この映像は1972年の彼女がまだ二十歳の頃の映像です。指揮は何とあの名指揮者ストコフスキー! 一方、プーランクは50歳前後の映像。ピアノ伴奏しているのは、彼女の息子のAimo Paginです。この頃のリリースは余りチェック出来てないので、どこかのレーベルから出ていたのかも知れません。このソナタは、私は東芝の「フランス音楽のエスプリ」シリーズのLPで80年代前半に初めて聞いて魅了された曲。追悼曲ではあっても、洒脱さを失わないプーランクの音楽が魅力的です。演奏はユーディ・メニューインでした。(マルコヴィッチもメニューインもユダヤ系というところは共通しています) その後、どちらの曲も楽譜を手に入れ少し弾いてみました。
Glazunov: Violin Concerto - Silvia Marcovici, violin; Stokowski conducts the LSO
Silvia Marcovici - F. Poulenc, Violin Sonata
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