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2018年1月25日 (木)

篳篥の魅力

雅楽における旋律楽器の篳篥は、西域のドゥドゥクやメイと兄弟のような楽器で、一方西洋のオーボエの祖先の古楽器ショーム(:Shawm)のルーツを辿ると、中東のズルナになるようです。柔かい音色のドゥドゥクやメイと、けたたましいズルナも、親戚と言っていいダブルリード管楽器だと思いますが、柔かいグループのはずの篳篥が、結構けたたましかったりするのも面白いです。篳篥の話を、篳篥奏者の中村さんの映像で聞けました。メイなどの話も出てきました。中村さんには20年余り前に東京で勤務していた店で一度お会いしたことがありますが、西域のルーツも視野に入れた活動もされているのは、この映像で初めて知りました。楽器のルーツから雅楽を聴きなおす必要性を改めて感じました。メイを吹かれているところも、是非見てみたいものです。

「クラシック・ニュース」 篳篥奏者:中村仁美リサイタル!篳篥の魅力は!

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