Imamyar Hasanov Mugham Bayati Shiraz kamancha
グルジェフのバヤーティとグルジェフ・アンサンブルのカマンチャの比較もしたいところですが、偶然見つけたイマミヤール・ハサーノフのキャマンチャの妙技に耳がくぎ付けになりました。今日はこの一本を上げておきます。アゼルバイジャンのキャマンチャ奏者だと思いますが、伴奏はイランのトンバクになっている所を見ると、イラン北西部のアザルバイジャンの奏者でしょうか? しかし、ここで弾かれているバヤーティ・シーラーズは、キングの「カスピ海の旋律」に入っていたムスタファ・アリエフ・オグリの演奏に余りに似ています。後半の若手らしい新しい展開も、ぐいぐいと耳を引き付けて離さないものがありました。
今日の収録で一応アルメニア・シリーズを終えまして、次回99回目はアルメニアのカマンチャ(LP音源)とアゼルバイジャンのキャマンチャ、イランのケマンチェの聞き比べをする予定です。アゼルバイジャンのキャマンチャは、一昨年の15分枠の時に音楽プロデューサーの星川さんの追悼でかけたキングWRMLのバヤーティ・シーラーズの音源です。90年代前半のNHKFM「世界の民族音楽」の星川さんの回のオープニング曲でした。
Imamyar Hasanov Mugham Bayati Shiraz kamancha
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