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2018年3月14日 (水)

ハビル・アリエフ&シャジャリアン

先日バヤーテ・シーラーズの妙技を上げましたアゼルバイジャンのケマンチェ名人ハビル・アリエフ・ムスタファ・オグリと、イランの古典声楽界の大御所シャジャリアンが共演している映像がありました。私は初めて見るような気がします。いくらペルシア音楽の影響が濃いアゼルバイジャンの音楽とは言え、かくもペルシア音楽に寄り添えるものかと、驚きました。シャジャリアンがまだ若いので、大分前の映像でしょう。
2本目ではイランの名高いタスニーフ、モルゲ・サハルが出てきます。このタスニーフはダストガー・マーフールの晴れやかで威厳に満ちたメロディがとても感動的な曲です。2008年に来日もした名歌手アリム・カシモフが、最近のDVDのMorqe Sahar Tabriz Concertで歌っていましたが、こちらはアゼル風にアレンジされた歌唱で、これがまた興味深いものがありました。イラン北西部のアザルバイジャンの州都タブリーズの同胞への熱き贈り物のように聞きました。2004年にアリザーデさんとハムアーヴァーヤーンが来日した際の演奏と、バムの地震の犠牲者への追悼ライブを収録したDVD「Hamnava ba Bam」でのシャジャリアンの名唱が特に記憶に残っていますが、どちらも感涙を禁じ得ないものがありました。
今週の収録では、タールの聞き比べと言うことで、アリム・カシモフの伴奏で知られる中堅タール名手マリク・マンスロフと、彼の大先輩バーラム・マンスロフ(よく言われますが、マリク氏の父ではないようです)をかけました。その次にアリム・カシモフの歌唱を取り上げる予定です。

Shajarian & Habil Əliyev

Morghe Sahar By Top Masters: Kаmancheh - Habil Aliyev (Azerbaijan) & Shajarian (Iran) Morghe Sahar.

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