« 放送100回目はアゼルバイジャンのタール | トップページ | マリク&エルシャン・マンスロフ »

2018年3月22日 (木)

バーラム・マンスロフの二人の息子

21日は101回目の収録をしてきましたが、大事な訂正がありましたので、放送前にお知らせして、関連動画を見ておきたいと思います。アリム・カシモフの伴奏者について、前回の解説に訂正を入れる必要が出てきて、以下のようにお話ししました。

「バーラム・マンスロフは1911年生まれで1985年に亡くなっているので、1962年生まれのタール奏者のマリク・マンスロフとは祖父と孫位の年の差になります。同じ苗字なので息子と思われがちですが、どうやらそうではないようです。」このように前回言いましたが、調べましたら同姓同名のマリク・マンスロフというケマンチェ奏者がいまして、エルカン・マンスロフという年配のタール奏者も確かに確認できました。この二人はおそらくバーラム・マンスロフの息子だと思われます。25日の放送でおかけするイネディ盤の第1集ではこの二人の伴奏という表記になっていますが、アーティスト写真は、当時若手のタール奏者のマリク・マンスロフと、ケマンチェ奏者のエルシャン・マンスロフに差し換わっています。VDE-Gallo盤では、若手の二人で名前とアーティスト写真が一致していますので、イネディの表示が間違いで、実はこの二人なのかも知れません。エルカンとエルシャンの違いも微妙で非常にややこしいですが、そういうことのようです。

以上のように101回目の収録で言いましたが、Malik Mansurovで検索して出てきたケマンチェ奏者の写真は、よく調べたらエルシャン・マンスロフでした。80年代の写真とはすっかり変わって、坂上二郎さんのようになられていて、分かりませんでしたm(__)m(笑) と言うわけで、放送の前に再度訂正しておきます。m(__)m
とにかくイネディ盤の表記ではケマンチェ奏者がマリク・マンスロフ、タール奏者がエルカン・マンスロフとなっていますが、実際アリム・カシモフの伴奏をしているのは、VDEの写真通りでマリク・マンスロフのタールとエルシャン・マンスロフのケマンチェなのでしょう。リリースは1989年ですから、その頃はまだ情報がちゃんと出揃ってなくて、さすがのIneditも間違っていたということではないかと思いました。民族音楽の名門レーベルでもこんなことがあるのですね。結果、イネディ盤表記の二人がバーラム・マンスロフの息子だと、江波戸先生始めどの解説にも書かれていました。本当のバーラム・マンスロフの二人の息子は、エルダール・マンスロフ(ピアニスト)とエルカン・マンスロフでした。この二人の映像を上げておきます。今回は調べていて頭の中に?が5つくらい立ちましたが、ようやく難問が解明できてすっきりしました(笑)

Elkhan Mansurov - "Bayati-Shiraz"

Eldar Mansurov - "Melody" (music: Eldar Mansurov)

|

« 放送100回目はアゼルバイジャンのタール | トップページ | マリク&エルシャン・マンスロフ »

コーカサス (カフカス)」カテゴリの記事

ゼアミdeワールド」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: バーラム・マンスロフの二人の息子:

« 放送100回目はアゼルバイジャンのタール | トップページ | マリク&エルシャン・マンスロフ »