アルメニアとアゼルバイジャンのバヤーティ
結局同じ曲か、あるいはルーツが同じなのか、よく分かりませんが、グルジェフのバヤーティと、グルジェフ・アンサンブルの演奏するNo.40(From Asian Songs and Rythms)を並べてみます。おそらくどちらもバヤーティ旋法で、同じ3拍子系。グルジェフの後半部分と旋律はかなり似ているように思いますが、いかがでしょうか。曲名を「カマンチャ」と言っていたのは早とちりでした。キング盤か何かでしょうか、歌入りでこの曲名を聞いた覚えがあって、そっくりな旋律だったようにも思いますので、また確認してみます。来週の放送でかける予定のバヤーティ・シーラーズとの関係がどうなのかも気になります。次の次からは本格的にアゼルバイジャンです。 一昨日のイマミヤール・ハサーノフは、1975年アゼルバイジャンの首都バクー生まれ。現在はアメリカを中心にキャマンチェ奏者として活躍。アゼルバイジャン音楽を教えてもいるそうです。3本目にキャマンチェの超絶デュオを入れておきます。左がImamyar Hasanovです。こちらもバヤーティ系の旋法に聞こえます。太鼓はダラブッカだと思いますが、イランのトンバク風な叩き方をしています。
G.I.Gurdjieff's music - No 40 "Gurdjieff Folk Instruments Ensemble"/duduk,kamancha ...
14 - Bayaty
Arslan Hazreti & Imamyar Hasanov (Duet - Live performance)
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