ドタールの聞き比べ ウイグルとトルクメン
ドタールという楽器はトルキスタンの方々にありますが、今日はトルクメンとウイグルの聞き比べ、見比べをしてみましょう。ウイグルのドタールは、現物を見たことがありますが、低いフレットは目一杯手を伸ばさないと届かないくらい長い棹でした。楽器が大きいからでしょうが、低音が豊かです。ストロークも、トルクメンではクルドのタンブールのような、フラメンコのラスゲアードの逆回しのような動きがありましたが、ウイグルの方は、また何とも独特です。どちらも民族固有の音楽を雄弁に表現できる素晴らしい楽器だと思います。今後の放送の予定ですが、トルクメンが3回、カザフが5回、キルギスが5回、カラカルパクが1回、ウズベクとタジクがそれぞれ7回前後、カラコルムが1回、ウイグルはその後になりますので、早くて半年後くらいになるかと思います。アフガニスタンは、中央アジア枠で北部だけ入れようかどうしようか考え中です。文化的に西アジア、南アジアと3分割される国です。
Uyghur Dutar Player Abdurehim Heyit in Kashgar
TURKMEN DUTAR, OWADAN GELIN ,OGHLAN BAKHSHI
| 固定リンク
「中央アジア」カテゴリの記事
- 中国の少数民族の音楽 ウイグル族、モンゴル族、朝鮮族、苗族、チベット族(2019.09.02)
- カラシュとフンザ(2019.08.10)
- ブルシャスキー語の話(2019.08.08)
- フンザとギルギット(2019.08.05)
- ホマーユン・サキのライブ映像 モハンマド・オマル&ザキール・フセイン1974 Vagabunden Karawane(2019.07.19)
コメント