トルクメンのドタール合奏
今日の2本は、トルクメンのドタール(より正確な表記はドゥタールかも)の合奏ですが、3姫1太郎の家族でしょうか、息の合った演奏を聞かせています。こうして聞くと、クルディスタンのタンブールの合奏にそっくりに見えます。音や右手のストロークが似ているように思います。タイトルのaydimlariを、同じテュルク諸語のオグズ系統であるトルコ語で調べると「知識人」との訳が出てきました。トルクメン語で同じになるかどうかは不明ですが。(アゼルバイジャンの時に書きましたが、トルコ語、アゼルバイジャン語、トルクメン語はかなり近いようです) おまけの3本目などを見ると、2本しか弦がないのにも関わらず(むしろ弦の数が少ないからこそ)歌うように奏でることが可能な、優れた弦楽器であることが改めてよく分かります。
turkmen aydimlari
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turkmen halk aydym gulbahar
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コメント
トルクメン語のaydym の意味は、「歌、民謡」のようです。次のものをご参照下さい。http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/ippan/JGL/2010/027_GL13_Fukumori.pdf
投稿: hasuge | 2018年5月31日 (木) 08時14分
hasuge様
お久しぶりです。いつも有難うございます。トルコ語とは随分違いますが、やはりそうですか。
投稿: ほまーゆん | 2018年5月31日 (木) 23時48分