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2018年7月23日 (月)

セキルトペ Topic Records

ゼアミdeワールド118回目の放送、日曜夕方に終りました。25日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。今回は放送でiPhoneのネットワークトラブルのため音飛びしてしまいましたセキルトペという曲だけアップしておきます。トピック盤と同じ音源です。同じ曲を違うアレンジと編成で演奏しているライブ映像もありましたので、一緒に。セキルトペを翻訳で調べてみると、「スピンしない」と出てきましたが、本当にそういう意味か気になります。他の曲は、また後日探してみます。

カザフスタンの音楽の7回目になります。カザフの伝統音楽の欧米盤6点の内、今回はTopic Recordsの「Songs from the Steppes - Kazakh Music Today」からご紹介したいと思います。「カザフの今日の音楽」とあるように、新しいムーヴメントの演奏も色々入っています。タタールか中国のようなメロディに始まり、コーカサス風のリズムをドンブラが刻む曲があったり、おそらくカザフ東部に近いアルタイやトゥヴァの影響かと思わせるホーメイ(トゥヴァの倍音唱法)と口琴音楽まで、広大な国土の多様な音楽が次々登場する一枚です。現物がやはり手元にないため、曲の詳細は不明です。

1曲目は、これは中国のメロディかと思う程、東洋的な印象がありますが、このような5音音階はカザフ西部の北方に位置するタタールスタンにもあります。カザフの東はウイグルではありますが一応中国ですから、どちらの影響が入った音楽なのか、非常に気になるところです。

<1 Ardak Balazhanova / feat.Folk Ensemble of the Presidential Orchestra 2分11秒>

2曲目は、リズム的にはコーカサスの舞曲レズギンカを思わせる8分の6拍子をドンブラが刻み、その上でコビュズが旋律を奏でています。こういうタイプは、カスピ海北部のコーカサスに近いカザフ西部の音楽なのではと思いますが、どうでしょうか。

<2 Anar Muzdakhanova / Kongil Ashar (feat.Zhanar Zhetpisova) 2分3秒>

3曲目は、コビュズが朗々と奏でる哀歌のような旋律で、耳が惹き付けられます。

<3 Kunduz Kalambaeva / Kara Kemir 3分28秒>

5曲目と13曲目には、前にスイスのVDE-Gallo盤でご紹介しました女性のドンブラ弾き語りElmiyra Zhanabergenovaの演奏が入っております。前の盤からおそらく10年後位の録音だと思います。13曲目のタリムという曲は、民族オーケストラ伴奏で歌っておりまして、前にゼアミブログの方でもアップしました。2曲続けてどうぞ。

<5 Elmiyra Zhanabergenova / Saulem-ai 1分56秒>

<13 Elmiyra Zhanabergenova / Talim 2分10秒>


ここでライブ情報を入れます。
昨年8月2日に加藤吉樹さんのウードソロライブを催しましたが、今年も全く同じ日に加藤さんがいらっしゃってライブを行うことになりました。詳細が決まりましたので、お知らせ致します。 宜しければ是非お越し下さい。

アラブ音楽ライブ ~ウードソロ~

8月2日(木)
開場 19時00分   開演 19時30分
会場 Cafeトーク・トーク 今治市北高下町2-1-7ハイツ近藤2の1階

*駐車場は限定5台ですので、出来るだけ公共交通機関等をご利用下さい。
定員:30名限定 (要予約)
    珈琲か紅茶のワンドリンク付き 2000円
演奏:加藤吉樹(ウード)

ご予約:VYG06251@nifty.ne.jp

以上、ライブ情報でした。


9曲目から3曲は、中国の琴のような楽器(チャング?)の漣のような音に始まる演奏ですが、9曲目では日本の「赤とんぼ」に似た旋律で、この3曲では口琴も活躍します。

<9 Folk Ensemble of the Presidential Orchestra / Buldirgen 2分49秒>

14曲目は、叙情的な7音音階短旋律のカザフやキルギスの女性歌のタイプで、独特な哀愁美があります。個人的には一番惹かれるタイプの歌です。

<14 Lara Tulenbaeva / Sekirtpe 2分47秒>
Sekirtpe (Kazakh Folk Song)


Марта Төлепбергенова - Секіртпе /Marta Tolepbergenova - Sekirtpe /


19曲目でカザフ東部に近いアルタイやトゥヴァの影響かと思わせるホーメイ(トゥヴァの倍音唱法)が登場したり、22,23曲目にはバラライカのようなドンブラ演奏、24曲目には、何度も取り上げましたアック(白鳥)の、これまた別な演奏家のドンブラ演奏も入っておりますが、時間切れのため次回にまたおかけしたいと思います。
18曲目は、アヴェ・マリアのカザフ版かと思わせるような旋律が、女性歌手と琴のような弦楽器伴奏で、しみじみと歌われています。
この曲を聴きながら今回はお別れです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<18 Madin Sadvakasova / Dudarai (feat. Maral Sakhmetova) 2分29秒>

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