チョールのアンブシュア
今日は来週放送でかけようと思っている楽器の予習になりますが、縦笛チョールの奏法を少し見てみました。尺八のような音色、と先日は形容しましたが、アンブシュア(管楽器の口の構え方)は尺八とは異なり、イランのネイやバシコルトスタンのクライなどと同じで、おそらくただの筒状の笛を上の犬歯辺りに当てて舌で息をコントロールするタイプでした。キルギスの伝統楽器の中で、管楽器はコムズや口琴の陰にかくれて地味な存在のように思いますが、チョールとチョポ・チョール共にとても個性的な楽器でした。横笛のSybyzgyも終わりの辺りに出てきますが、読み方が分かりません。しかし、コムズと口琴だけでなく、管楽器まで何でもこなすキルギスの楽士達の芸達者ぶりには驚くばかりです。
Mondomix présente : Tengir-Too
| 固定リンク
「中央アジア」カテゴリの記事
- 中国の少数民族の音楽 ウイグル族、モンゴル族、朝鮮族、苗族、チベット族(2019.09.02)
- カラシュとフンザ(2019.08.10)
- ブルシャスキー語の話(2019.08.08)
- フンザとギルギット(2019.08.05)
- ホマーユン・サキのライブ映像 モハンマド・オマル&ザキール・フセイン1974 Vagabunden Karawane(2019.07.19)
コメント