モナージャトの80年代録音
今日の映像は、ユルチエヴァの代名詞のような曲「モナージャト」の80年代前半の歌唱のようです。この映像の解説によると、まずソ連時代のウズベクで2つのレーベルから出て、その後で1982年にソ連のメロディアから出たので、都合3種類のモナージャトがあるのでは、とのことでした。メロディア盤のタイトルは、Эй Дилбари Жононим (Ey Dilbari Jononim)とのことです。録音が3つあるとして、近い日付のテイク違い程度なのか、伴奏も違うのかは不明です。何はともあれ、若い頃のユルチエヴァの貴重なモナージャト(あるいはムノージョト)で、その瑞々しい歌声と、生々しい伴奏(何故かギジャクがマイクに近いようです)など、90年代の録音とは一味違います。昨日の長尺映像ですが、シャヴカット・ミルザエヴは楽団の右から4人目でルバーブを弾いていました。すっかり白髪になっていて、ナレーションが入るまで気が付きませんでした。
Муножот (Munojot) by Munadjat Yulchieva
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