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2018年11月27日 (火)

Monajat Yultchieva / Ouzbekistan

ゼアミdeワールド136回目の放送、日曜夕方に終りました。28日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。動画はなかなか見つからず、放送ではわずかしかかけられなかったウッシャークだけありました。

ウズベキスタンの音楽の4回目になります。今回は、現代ウズベクの歌姫モナージャト・ユルチエヴァの、95年に出て2008年に再発されたオコラ盤の続きを聞いていきたいと思います。
伴奏しているのは、長棹リュート系弦楽器のラバーブがユルチエヴァの師匠のシャヴカット・ミルザエヴ、擦弦楽器ギジャクがアフマド・ジャン・ダダーエフ、サントゥールに似た打弦楽器のチャングがティムール・マフムードフ、2弦のドタールがマリカ・ズィアーエヴァとソルターン・アリ・ホダーヴェルディエヴ、横笛ナイがアフマド・ジャン・ソビロフ、枠太鼓のダイェラがファルハド・ダダーエフとマムール・ジャン・ミルダダーエフです。
前々回におかけしました彼女の名前と同じモナージャトの次に入っているのは、Tanavarという曲です。いかにも西域的な快活なイメージで、また哀愁のある旋律で、これは日本人受けする曲調なのではと思います。

<2 Monajat Yultchieva / Ouzbekistan ~Tanavar 6分23秒>

6曲目には同じTanavarという曲がありますが、器楽のみによる演奏で、ユルチエヴァの師匠のシャヴカット・ミルザエヴの父のモハンマド・ジャン・ミルザエヴによって1933年に書かれた舞踊曲だそうです。

<6 Monajat Yultchieva / Ouzbekistan ~Tanavar 4分16秒>

7曲目と8曲目にはチャルガーとウッシャークというウズベクの主要マカーム名を冠するいずれも8分を越える歌唱が入っていますが、どちらかは途中までになると思いますので、リズミカルで親しみやすい9曲目のSaqiname-i-Bayatを先にノーカットでかけておきたいと思います。これも主要マカームのバヤートですが、ウズベクではブハラのナヴァーに基ずくようです。何よりペルシア語のサーキナーメの名に惹かれる曲です。サーキナーメとは、訳すと「酌人の書」となりますが、ここでの酒とは「イスラム神秘主義的な愛」のことを指します。

<9 Monajat Yultchieva / Ouzbekistan ~Saqiname-i-Bayat 3分41秒>

では、7曲目と8曲目のチャルガーとウッシャークを時間まで聞きながら今回はお別れです。ここで演奏されているチャルガーは、フェルガナ・タシケント派のマカーム・チャルガーの第一部に当たり、詩は19世紀のコーカンドの王女ナディラが書いたそうです。7曲目で終わるかも知れませんが、8曲目まで入るようでしたら、間で曲名だけ入れます。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<7 Monajat Yultchieva / Ouzbekistan ~Chargah 9分27秒>
<8  Monajat Yultchieva / Ouzbekistan ~Ushshaq 8分18秒>
Муножот Йўлчиева / Munojot Yo'lchiyeva - Ushshoq / Ушшоқ

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