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2018年11月21日 (水)

チャクルロ

ルスタビの公演で、チャクルロは19番目に聞けましたが、この緻密で豪快な男声合唱のポリフォニーには聞き入りました。1977年にNASAのボイジャーによって宇宙に送られた内の一曲だそうです。確かベートーヴェンの第九なども入っていたと思います。歌詞の内容は、敵の襲撃を前にして、死をも恐れず勇敢に戦う、グルジア人の愛国精神が遺憾なく描かれた曲とのことでした。昨年末の放送でビクターJVCの「カヘチア奇蹟のポリフォニー」をかけましたが、その時はチャクルロはかけていませんでした。この盤のチャクルロの解説には以下のようにありました。日本で喩えるなら、謡曲の地謡が比較的近い存在でしょうか。(どちらもユネスコの無形文化遺産です)

この録音が行われたカヘチアのテラビを発祥の地とする歌です。この歌は父親が息子に、サカルトベロ(グルジア語での自称)の男として身につけなくてはならない様々なことがら、いわば「男の道」を教える歌です。サカルトベロには、かつては「やまとごころ」を誇りとした日本人が今や忘れかけている、すがすがしい男気の世界がありますが、歌でこういうことを伝えるというスタイルからも、伝統的文化を継承する上で、歌が重要な役割を果たしていることが分かります。

Ensemble Rustavi - Chakrulo

Ensemble Rustavi - Chakrulo

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