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2019年4月30日 (火)

イスマイル派の詩と歌

ゼアミdeワールド158回目の放送、日曜夜にありました。1日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。今日のタイトルは、Panの「イスマイル派の詩と歌」を持ってきました。カイラス盤のマドーという曲も、おそらくその範疇になるのではと思いますので。動画は同じ音源ではなさそうですので、他の演奏です。Zaragul Iskandarovaの曲は、ありました!



タジキスタンの音楽に戻りまして、その6回目になります。まずは今回もロシアのKailasというレーベルから2003年に出た「パミールの伝統音楽」の2枚組からご紹介したいと思います。

2枚目のラストを飾っている41分を越えるMado "Gushwarname" (Nasir-i Khosrow)は、余りにヘビーなので、かけるのを躊躇う程ですが、2回目のバダフシャン・アンサンブルの盤でも15分を越える演奏時間を取っていた曲でした。しかし実は15分と言うのは簡略版で、フルに演奏すると40分を越えるようです。ハーフェズやルーミーのようなペルシアの大詩人や、イスマイル派の思想家としても知られるナースィル・ホスローなどの詩による一種の賛歌で、ルバーブを中心とする伴奏でバダフシャンらしい吟唱を聞かせる音楽になっています。41分を越える演奏から、10分弱おかけします。



<2-5 Mado "Gushwarname" (Nasir-i Khosrow) 41分7秒 抜粋>

Maddo - Tajik





次にオランダのPanから90年代に出ていた「バダフシャン~パミール高原のイスマイル派の詩と歌」から、ラストを飾っているDargilik / Lala'ikという曲をおかけします。この盤は一枚丸ごと大変に素晴らしいのですが、残念ながら品切れのため、アップルミュージックからの音出しで、曲の詳細も不明です。先ほどのMadoという曲は、この盤ではMadaという曲名で17分ほど入っております。この曲を演奏しているアンサンブルのリーダーのザラグル・イスカンダロヴァは、ジャケットのダフを構えた老婦人ではないかと思いますが、段々とテンポが上がって行く法悦の音楽は、耳について離れないものがあります。



<13 Ensemble of Zaragul Iskandarova / Dargilik / Lala'ik 8分48秒>

Dargilik / Lala'ik





ロシアKailasの「パミールの伝統音楽」の2枚組には、Badakhshan Ensembleも演奏していたメロディの印象的なAy Pariもありまして、段々テンポの上がる素晴らしい演奏ですが、長いので154回目では飛ばしていました。今回この曲を時間まで聞きながらお別れです。曲名は、E Pari Shukhi Satamgar / Khumoran Asiri / Chand Kunam Tarif Choshmonatiとなっていますので、3曲メドレーのようです。



ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週



<1-3 E Pari Shukhi Satamgar / Khumoran Asiri / Chand Kunam Tarif Choshmonati 11分15秒>

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