サトとヴァイオリンの対話
アブドゥヴァリ・アブドラシドフの演奏は、コラボ中心に他にも見れるようです。「Dialogue des Cordes(弦の対話)」と題する今日の一本は、正にサトとヴァイオリンの対話。素晴らしい演奏に耳が釘付けです。サトは、シタールや琵琶のようにフレットが高いので、深い音の揺れを表現できて、豊かな低音がたまに左手のピチカートで出てきます。解説によると、曲はペルシア音楽で、作曲はAbduvali AbdurashidovとShafaq Farrokhzad、楽器はサト(弓奏タンブール)とヴァイオリン、とあります。女性ヴァイオリニストは、Shafaq Farrokhzadという名ですから、イラン系の名前に見えますが、タジキスタンのウズベク人とタジク人のデュオでした。Shafaq Farrokhzad(Shafak Kasymovaが本名あるいは旧姓?)は首都ドゥシャンベ生まれで、タジキスタンで演奏活動と音楽大学での指導、その後フランスに留学し、教育の上級ディプロマと室内楽のディプロマを取得されたようです。
ツイッターではお知らせしましたが、水曜のゼアミdeワールド160回目収録の前に、番組紹介番組のインタビューを受けました。放送は来週月曜と土曜の朝7時25分からで、5分番組です。13日と18日の朝です。宜しければ是非お聞き下さい。
Dialogue des Cordes
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