PANFILI & FRIENDS
「パリからカルカッタへ」関連は他に見当たらないようですので、先週の話題に戻ります。ルーマニア系の国モルドヴァ出身の女流ヴァイオリニスト、ルザンダ・パンフィリは、PANFILI & FRIENDSでは地元モルドヴァの曲からピアソラまで、実に華やかな活動を展開していました。ルーマニアのホラ(ディニクではありませんが)も、ハイフェッツもびっくりかものテクニックを見せています。東欧の音楽シーンの情報はほとんど日本まで来ないので、youtubeを見てびっくり仰天することになりますが、またまたびっくりでした。さすが往年のヴァイオリンの大家エネスコを生んだルーマニアで教育を受けただけあって、完璧なテクニック!(2本目のようなラウタルをテーマにした独奏曲をエネスコが書いていたとは知らなかった)元弓に来てダウンになる直前に、これみよがしの指弓にならず、右手人差し指がちょいと上がるところが素晴らしい。真似したいものですが(笑)彼女はチャイコフスキーなどのオーソドックスなヴァイオリン協奏曲も弾いているようですので、そちらも気になります。明日31日は、加藤さんのウード・ソロ・ライブのため、ブログはお休みします。まだ若干残席あります!
PANFILI & FRIENDS - MUSICAL TEASER
Rusanda Panfili playing Lautaru (The Fiddler) composed by George Enescu
| 固定リンク
「東欧」カテゴリの記事
- 赤いリンゴ(2024.12.06)
- Oblazek MilehoとPomluva(2024.12.05)
- Moravská lidová poesie v písních(2024.12.04)
- Moravian Folk Songs(Supraphon)(2024.12.02)
- ルチニッツァとグレートハウス(2024.11.29)
「ヴァイオリン」カテゴリの記事
- バルトークの44のヴァイオリン二重奏曲のスロヴァキア民謡(2024.11.28)
- モーツァルト(カデンツァはジプシー音楽他) タラフっぽいLFAT(2024.10.25)
- モンティのチャールダーシュ Transylvanian Mountain Boys(2024.10.24)
- 若い頃のジル・アパップ(2024.10.23)
- ジル・アパップのスケルツォ・タランテラ(2024.10.21)
コメント