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2019年8月10日 (土)

カラシュとフンザ

金曜に書けなかったので、土曜ですがアップしておきます。
フンザでは系統不明のブルシャスキー語の他に、ゴジャール地域ではイラン系のワヒー語も使われています。こちらは印欧語系です。(10年ほど前にワヒーの映像も色々探しました)
フンザのあるギルギット・バルティスタン州の西隣のカイバル・パクトゥンクワ州北部のチトラルの近くには、少数民族カラシュ族が住んでいて、カラシュ語はインド・イラン語派ダルド語群ですが、アレクサンダー大王の帝国以来の古代ギリシア人の末裔とも言われています。フンザのノンサッチ盤も入手困難だと思いますが、カラシュ族のフランスPLAYA SOUNDの音源も、レーベル自体が活動停止してしまったので、同じく難しそうです。カラシュの独特な地声合唱は、この番組(ナレーションはウルドゥー語でしょうか)からもかすかに聞こえています。アフガニスタン北東部のヌーリスターン人も、カラシュ族と同じく金髪、紺碧目で色白というヨーロッパ人のような風貌の人が多いそうですが、カラシュに比べるとマイナーで音源等は記憶にありません。

店は10~18日まで夏休みです。ブログも飛び勝ちになると思いますが、ビルの経理作業とZeAmiの作業は進みそうです。弦楽合奏の練習と収録はいつも通りあります。

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Burushaski: Mystical Music Colors of Karakoram

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