ブルシャスキー語の話
フンザと言えば、白い肌と青い目の人が多いけど印欧語族ではなく、ブルシャスキー語という系統不明の言語が話されている、というのが一番の関心の的です。一部でエニセイ語族との関係が議論されていたり、仮説段階の大語族であるデネ・コーカサス語族にも含まれているそうです。デネ・コーカサス大語族(Dené–Caucasian languages)とは仮説段階の大語族で、シナ・チベット語族、北コーカサス語族(北東コーカサス語族、北西コーカサス語族)、バスク語、シュメール語、ブルシャスキー語、デネ・エニセイ語族、(ナデネ語族、エニセイ語族)などが入るそうです。北コーカサス諸語とか、シュメール語とか、これまで引っかかってきた言葉が見えます。バスクもいずれヨーロッパで取り上げます。しかし、西シベリアのエニセイ語まで射程に入るとは驚き。音楽を聴いている分には、ルバーブやダフがあったり、メロディも印パの音楽にやはり近く感じるのですが。
Assay Takht | Burushaski (Hunza Valley) Spiritual poetry and Mystical Music of Northern Pakistan
Brushaski New Song 2018
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