Qetiqの沁みる歌
ウイグルのロックバンド、ケティックの「タクラマカン砂漠からのロック Rock from Taklamakan Desert」は、もちろん沁みる曲だけでなく、ストレートなロックの方が多いのですが、それだけに奇数番号に入った例の3曲の哀愁が際立ちます。リーダーのぺルハト・ハリクの作曲のTughulghan kunum(私の誕生日)はケティックでは見当たらず他の歌手でありましたが、Tarim(労働者の歌)はケティックの演奏でありました。Iskender Seypullaの作曲、Malike Ziyavudun作詞で、タリム川に沿って出稼ぎに出た世代の、故郷を思う歌とのことでした。カザフ族のアック・バヤンも良かったですが、このタリムとTughulghan kunumも堪らないものがあります。タリムは放送ではフェイドアウトになってしまいましたので、今回はフルで。
Qetiq - Tarim
Adil --- Tughulghan Künüm { Uyghur Guitar Song }
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コメント
はじめまして。貴重な動画も含め、楽しく拝見しました。僕もウイグルの音楽…民族音楽から現在のポップスまで、とても関心があります。ZeAmiさんの足元にも及びませんが、仲間とこんなウェブサイトも立ち上げてみました。
https://epstein-s.net/archives/39571
ちらっとで結構ですので、ご覧いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 鎌田浩宮 | 2021年6月30日 (水) 09時15分
鎌田様
コメント有難うございます。少しサイトの方、拝見しました。
ウイグルの記事を書いたのは、大分前になりました。記事数が3000越えると前に何を書いたか忘れることがあります(笑) この業界に入って33年、ゼアミを立ち上げて25年、ブログを始めて14年、ラジオ番組は5年になりました。ラジオで一通り世界を回り終えるのに、後50年ほどかかると思いますが、果たしてこちらにいるかどうか(笑)
投稿: Homayun | 2021年7月 1日 (木) 13時45分