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2019年12月26日 (木)

Maftirim Judeo-Sufi Connection トルコのセファルディー音楽

マフティリームは、そのまま上がっていました。Hag Amakabimは、一番最後の曲です。マフティリームで検索して出てきた他の盤で、I Maftirîm e le opere degli ebrei sefarditi nella musica classica ottomana (The Maftirîm and the Works of Sephardic Jews in Ottoman Classical Music)というイタリア盤にはクドゥシ・エルグネルが参加していて、大変に素晴らしい内容でした。また来年に放送でかける予定です。ユダヤとスーフィー(イスラム神秘主義)という組み合わせは、最初意外に思いましたが、歌舞音曲を表向き忌避するイスラムの中でも、音楽によって神に近づくスーフィーの世界は、元から音楽に溢れたユダヤの宗教音楽とよく合うのかも知れません。中でもカバラーの影響のあるセファルディーの音楽や、東欧系になりますがハシディズムなどのユダヤ神秘主義系統なら尚更でしょう。トルコでの場合は、何よりもトルコ古典音楽が両者に共通しているので、強力な繋ぎになると思います。(以下放送原稿を再度上げておきます)

Kalan Muzik Yapimから2001年に出ているMaftirim Judeo-Sufi Connectionという盤は、トルコ音楽のスタイルでユダヤ教神秘主義詩を聞かせる内容です。演奏はHazan Aaron Kohen Yasakとマフティリーム合唱団で、器楽伴奏はネイとタンブールを中心に打楽器のベンディール、クデュムという編成です。トルコには15世紀のスペインからの離散のグループとは別に、古代パレスティナから古くは紀元前4世紀頃から流入した古い集団もあるようです。この盤の演奏者がどちらになるのかは不明ですが、ハヌカーの曲を演奏しているということは、セファルディーだろうと思います。では、そのHag Amakabimという曲をどうぞ。

<19 Maftirim Judeo-Sufi Connection ~Hag Amakabim 5分14秒>

Maftirim Judeo-Sufi Connectionには、ユダヤ教の安息日(シャバト)の歌が多数入っていますので、3曲目のイスマー・アル・ツィヨンと言う曲を、時間まで聞きながら今回はお別れです。キリスト教の安息日は日曜ですが、ユダヤ教では土曜になります。

<3 Maftirim Judeo-Sufi Connection ~Yismah Ar Tsiyon 2分36秒>

Maftirim: Unutulan Yahudi-Sufi Geleneği

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