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2020年1月22日 (水)

ウーディ・フラントとアルメニア

今日の曲が放送の2曲目にかけたUrfa Havasiで、この曲はどうしてもアルメニア的に聞こえますが、どうでしょうか。ヴァイオリンと歌の節回しはもちろんですが、特に低音の持続音ドローンがアルメニアのドゥドゥクなどの伴奏を思わせます。彼はトルコ語だけでなく、アルメニア語でも作曲と演奏をしたそうですから、十分にありうると思います。生没年は1901~1978年ですから、意外に最近までご存命だった人です。彼の両親はアルメニア人大虐殺から逃れて1915年にトルコ中西部のコンヤに移住、この地でフラントはウードを学び始めたそうです。彼の弟子には、アルメニア系アメリカ人のウード奏者に、John Berberian, Chick Ganimian, Richard Hagopian, George Mgrdichian, Harry Minassianがいて、特にリチャード・ハゴピアンとの関係で、トラディショナルクロスローズの音源が残されたようです。(同じトルコでも、コンヤではアルメニアン・ジェノサイドの嵐は吹き荒れてなかったことが、プロフィールから分かりました。)

Udi Hrant - Urfa Havası

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