サマーイ・ナハーヴァンド(アラブ音楽の場合)
サマーイ・ナハーヴァンドと言った場合、メスード・ジェミルの曲以外にもあるようですが、彼のこの曲は一聴で忘れられない印象を残す哀愁の名旋律だと思います。父であるタンブーリ・ジェミル・ベイの曲でチェチェン・クズは特によく知られていますが、メロディ・メーカーという点では、息子メスード・ジェミルの勝ちかも知れません。3+2+2+3の10拍子という、難しい拍子で書かれていることも忘れてしまいそうです。懐かしい音源のブスタン・アブラハムを含め、今日はアラブ音楽での好演をいくつか上げておきます。
Samaii nahawad - Masoud Jammil
Nihâvend Saz Semâî - Mesut Cemil Bey
Nihavend Saz Semaisi (Mesut Cemil Bey
Bustan Abraham - Sama'i Nahawand (1997)
| 固定リンク
「トルコ音楽」カテゴリの記事
- 古代ギリシアの竪琴リラと、オスマン・トルコのヤイリ・タンブール(2020.11.12)
- メリハット・ギュルセスの歌うレベティカ(2020.10.01)
- ラウクとウズン・ハワ(2020.07.31)
- アイヌール・ハシュハシュ(2020.07.29)
- トルコのスペイン系ユダヤ人の音楽(2020.06.01)
「アラブ」カテゴリの記事
- サマーイ・ナハーヴァンド(アラブ音楽の場合)(2020.02.07)
- Sama'i Nahawandとメスード・ジェミル(2020.02.03)
- Simon Shaheenのウードとヴァイオリン(2019.12.13)
- 女子十二楽坊とウスクダラ 他(2019.12.09)
- ベドウィンのラバーバ(2019.08.01)
コメント