アラブ・アンダルシア風?ハルク(トルコ民謡) Muzaffer Akgün
ラウンダーの「トルコ音楽の巨匠たち」2枚目の3曲目に入っている曲は、どこかモロッコやアルジェリアなどマグレブのアラブ・アンダルシア風に聞こえる旋律ですが、アナトリア方言のトルコ民謡だそうです。もしかしたらシリア辺りにあったアンダルシア音楽が流れて行ったのでしょうか? ステージの上で歌う民謡と言うことで、アーバン・テュルキュという表現がされています。これも驚きの一曲です。(以上ほぼ放送原稿の転載)
この曲のyoutubeありました。2、3本目には、一般的なハルク(トルコ民謡)を上げておきます。旋律がかなり異なることが分かるかと思います。このハ・ブ・ディヤルという曲の明るさは、どうしてもマグレブ音楽的に聞こえますが、いかがでしょうか。ムザッフェル・アクギュンは1925年生まれ2015年死去のベテラン・ハルク歌手で、夥しい数の動画がありました。2本目は晩年の映像でしょうか? 大御所のイブラヒム・タトルセスが聞き入っている姿が見えます。ハルクの楽器はオスマン古典音楽とがらりと変わって、歌の節回し共々、中央アジアの音楽と繋がる弦楽器サズが主に使われます。
<3 Muzaffer Akgün / 'Ha bu diyar' Türkü. 3分12秒>
Muzaffer Akgün - Ha Bu Diyar
Muzaffer Akgün - Nenni Bebek
Kara Bahtım Kem Talihim - Muzaffer Tunç
| 固定リンク
「トルコ音楽」カテゴリの記事
- 古代ギリシアの竪琴リラと、オスマン・トルコのヤイリ・タンブール(2020.11.12)
- メリハット・ギュルセスの歌うレベティカ(2020.10.01)
- ラウクとウズン・ハワ(2020.07.31)
- アイヌール・ハシュハシュ(2020.07.29)
- トルコのスペイン系ユダヤ人の音楽(2020.06.01)


コメント